2012年2月24日金曜日

目からウロコの添加物


『悲しき国産食品』  小藪浩二郎 の続きです。



「高いアメリカ産の添加物には目もくれず、今は中国産、東南アジア産など、安い添加物に熱い眼差しを注いでいるのです。」(P23)
~添加物も高い安いって、あるんですね!思わず目からウロコが飛びでました。

添加物の危険性は、安全かどうかわからないことです。
現状は危険でないから、危険ではない。つまり、危険でない=安全、としているだけです。
本書を読む限り、試験もずさんです。
また、害に即効性がなくても、数年後、数十年後に現れるかもしれない可能性はぬぐえません。
この辺は、添加物も放射能と同じ危険性をはらんでいるといえるでしょう。

数十年後、がんが増えたとしたら、放射能ではなく、原因はもしかしたら添加物かもしれないのです。それくらい、今の食品は添加物にまみれています。

「化学合成というと、AとBという物質が反応してCという物質が生まれるとき、100%、Cに変わるようなイメージがありませんか。実際はそんなことほとんどなく、AとBが結構な量のゴミになって残るのです。さらに、目的物であるC以外に、AとBの結合過程でDやEといった副成物ができることもあります。」(P68)
~へ~、知らなかったです。

使用期限が守られてない(P77)
~添加物も、月日が経つと劣化するのは、他の食材や医薬品などと同様です。
ですから、品質保持の期限があるにはあるそうですけど、実際は↑ということのようです。

ビタミン表示は買わないこと(P161)
~ひと言でいえば、ビタミン表示はビタミンじゃない、みたいですよ!
う~ん、そこまで考えてなかったですね。

ビタミンB1→合成保存料(ビタミンB1ラリウル硫酸塩)
ビタミンB2→合成着色料
ビタミンC→酸化防止剤・酸味料
ビタミンE→酸化防止剤

上記のような自称ビタミンは、化学合成の産物なので、どうしても副産物としての“ゴミ”の危険性がぬぐえないそうです。

2012年2月23日木曜日

交絡(こうらく)と交絡因子

「○○を食べると、××に△△です」というような記事は、しばしばみられます。

例えば、

アフリカのある部族はヘルス豆を食べているので、日本人と比べて胃がんが少くない。(→だから、日本人もヘルス豆を食べましょう)」

「野菜を好む食生活」は胃がんだけでなく、他のがんにもなりにくいことは立証されています。
※特定の野菜ではなく、野菜全般。

ですから

「アフリカのある部族→ヘルス豆を食べる→胃がんが少くない」

ではなく

「アフリカのある部族→野菜を好む食生活→胃がんが少くない」

という方が“確からしい”です。

この場合、「野菜を好む食生活」ということが、「ヘルス豆を食べる」ということと、「胃がんが少くない」ということの両方の原因になっている可能性が高いわけです。




このような状況を交絡と言って、「野菜を好む食生活」にあたるものを交絡因子といいます。

交絡が起きていると、交絡因子の結果であることが、あたかも別の結果の原因でように見えてしまうのです。

この場合、「野菜を好む食生活」の結果である「ヘルス豆を食べる」ということが、「野菜を好む食生活」の別の結果である「胃がんが少くない」ことの原因のように見えているのです。

『東大医学生が書いた 医者いらずの教科書』  東京大学予防アカデミー より

2012年2月20日月曜日

カイロプラクティック教室 太田市

整体院にも、 フロントエンド&バックエンド をうまく取り入れなさい、という、コンサルさんのブログがありました。

まぁ、これが難しいですよね、ものを売っているわけではないので…
てなことをいうと、甘ったれるな!と一喝されそうですが。

ちまみにそのブログは↓です。フロントエンド&バックエンドをご存知ない方も勉強になりますので、ぜひどうぞ。

■ネット集客の基礎(※残念ながらリンク切れ…)


整体関係の仕事で、フロントエンド&バックエンドをうまく取り入れているのが、こちらのようなやり方なのではないのでしょうか。


今朝の折り込みチラシです。


カイロプラクティック教室 入場無料
来場された方の背骨・骨盤のズレを特別にみてさしあげます

※この技術を覚えたい人に
・家庭内療法(自分や家族の健康のため)
・副業・本業として(働きながら主婦でもOK)
・転職・定年退職後として(男女・年齢は問いません)
家庭内療法、副業または本業として開業できる方法等の説明をいたします

以上 みのわ施術院のチラシより抜粋


このチラシって、年に2・3回入っていたんですよね。
みのわ施術院って太田ではありません。桐生市にあります。
わざわざ太田まで出張して、場所を借りた上に、無料でみてあげるって、すごいな~と少し感心していたのですが…


主催 全健会 みのわ施術院 

そう全健会系だったんですよね、この先生。
どおりで、熱心な(フロントエンドの)営業活動なはずです。


関連記事   全国健康生活普及会 と、打ち込んでみると…

2012年2月19日日曜日

コミュニケーション不全症候群


『コミュニケーション不全症候群』(コミュニケーションふぜんしょうこうぐん)は、中島梓による評論。 
人々が過密する現代日本に蔓延する「他の存在」への想像力の欠如を特徴とする心理を「コミュニケーション不全症候群」と名付けた著者が、「おタク」「ダイエット/摂食障害」「ボーイズラブなどを具体的な題材として、「コミュニケーション不全症候群」の原因と結果について論考した作品。
発表後、笠井潔などから高い評価を受け、またその論の一部が多くの書に引用・収録された。著者の評論としては代表的な作品であり、やおいについての最初期の論考として知られる。

※ウィキペディア コミュニケーション不全症候群


仕事は、それなりにできるけど、なにかおかしい。
精神的な病気ではないのだろうけど、明らかになにかがおかしいという人。
そういう人たちって、よくよく考えてみると、コミュニケーション能力に不備があるんですよね。


本(『ネットで暴走する医師たち』  鳥集徹)を読んでいて、“コミュニケーション不全症候群”という言葉が出てきたので、そういう人たちを、指しているのかな、と思いました。
文脈上もそうでした。
しかも、なかなか言い得て妙な表現です。

が、ウィキで調べると、上記のような結果です。
本来の意味では、いわゆるオタク系の人を、指しています。
広義の意味では、コミュニケーションが不全な一般の人たちを、指す言葉となったのでしょうか?

使い勝手のいい言葉を覚えたので、おそるおそる日常生活でも活用したいと思います。

2012年2月18日土曜日

とらなくてもよいリスクはとらない

『東大医学生が書いた 医者いらずの教科書』  東京大学予防アカデミー の続きです。


「正しい知識を得て、とらなくてもよいリスクはとらないという生き方がスマート」(P21)


がんになる原因の30%が、食生活に起因する、ともいわれています。
でも、これって裏をかえせば、食生活によって、30%のがんを防げる、ということでもあります。
つまり、「食生活を是正すれば、がんになるリスクをそれだけ下げられる」(P30)ということです。


とらなくてもよいリスクをとらないスマートな生き方として、(野菜中心の)食事の他に

・ストレスをコントロールする
・よい睡眠を心がける
・性感染症を防ぐ
・薬をつかうリスクと、薬をつかわないリスクを考える

などが挙げられています。

たいていの健康本でも、食事、ストレス、睡眠はとり上げられることが多いです。
性感染症をリスクと捉えているのは、現代の病気という視点でみれば、なるほどな見解ですね。

『東大医学生が書いた 医者いらずの教科書』  東京大学予防アカデミー












東大医学生が書いた医者いらずの教科書
2006年第1刷発行。
東京大学予防アカデミーにおいて蓄積された、予防医療に関する知識のエッセンスを集約し、わかりやすく多くの人々へ伝えることを目的とした本。



病気にならない方法なんてない。でも……

本書の書き出しの部分です。
確かに、病気にならない方法はありません。
でも、病気になるリスクを抑える、もしくは低くする方法はあります。

そのためには

1 危機感をもつ
2 正しい情報を得る
3 情報を読み解く
4 行動する
5 健康で幸せな生活を

という5段階のステップを提言している本です。

2012年2月17日金曜日

慢性疼痛


「肩こり腰痛などで病院に行っても、炎症や骨の異常は見つからず、原因不明の痛みが数か月以上続く…、それは“慢性疼痛”かもしれません。
厚生労働省は今年、
成人の15%が、筋肉や骨の分野で慢性疼痛と思われる症状を訴えている現状を発表。慢性疼痛のメカニズムや治療法など研究の最前線を伝えます。」
と、2月16日(2012年)のNHKおはよう日本で取り上げていました。


慢性疼痛とは

・原因とされるもの(骨や椎間板のズレによる神経の圧迫)を除去したにもかかわらず、痛みがある
・痛みはあるのだが、身体的な原因がわからない

などといった、原因不明の痛みが半年以上続いている状態のことを指すようです。
このような人が、成人の15%もいるというのは、けっこうな数ですね。


番組で紹介された、ある方のケースでは、痛みを神経が覚えてしまっているため、痛みが続いている、ということでした。
つまり、外科的な処置を施して、機能的には正常に戻ったとしても、神経が痛みに過敏になっていると、少しのことで痛みを感じるようになってしまうようです。
この方の場合ですと、神経にたいして痛みを脳に伝達するのを抑える薬を処方して、痛みが改善されたそうです。

また、別の方のケースは、うつ症状からくる痛みに対する反応だったようです。
うつ傾向になると、神経が過敏に働き、少しの痛みにも反応してしまうとのことです。
この方の場合は、精神科の先生とのカウンセリング効果で、症状が改善したとのことです。


痛みを伝えるのは、神経です。
そして、痛みを感じるのは、脳です。
あなたが感じている肩や腰の痛みは、ほんとうは神経や脳が正常に働いてないせいかもしれません。

そう考えると、気持ちのよい施術や、気安くゆっくりとお話をできる空間=リラクゼーションサロン、っていうのは、実は現代の病に、大いに効果がアリなのかもしれませんね。

2012年2月15日水曜日

『ネットで暴走する医師たち』  鳥集徹












ネットで暴走する医師たち

2009年第1刷発行。
ジャーナリスト鳥集徹氏著。
医療事故とそれに対するネット上での医師たちの行動を取り上げている。




・奈良県立大淀病院事件
・杏林大学割り箸事件
・福島県立大野病院事件

上記の医療事故とその裏で繰り広げられた、いわゆるネット医師たちの言動を追求しているものです。

まぁ、どの世界もそうですけど、品がよい人もいれば、そうでない人いるということですね。
(※もちろん、著者もそれをふまえています。)

わたしが思うに、人間って、ものすごい善人が5%くらいいて、それと真逆の極悪人が同じように5%。
残りの90%の人たちは、善人でも悪人でもない人たち。裏を返せば、善にも悪にも染まる可能性がある人たち。
というような感じなのではないのでしょうか?

だから、学校の先生だから、警察官だから、医者だから、善人である、もしくはあるべき、という論調は、好きではありません。
※新聞やテレビで、公務員の不祥事を大きく叩いて、さも全体がそうであるかのようにミスリードさせる論調。

人間なんてのは、いい人もいれば悪い人もいるのです。
自分は貧しい暮らしをして、億単位のお金を貯めて、ポンと寄付する人もいれば、死刑になりたいからと無差別に人を殺す人もいます。
そんな善人も悪人も、ごったになった世の中が、人間の世界なのです。


“医療事故”と呼ばれているものに共通しているのは

・やれることを全てやっているようには思えない治療

・誠意の感じられない術後の対応

です。

患者側も、医療にリスクはつきものだということは理解しています。常に100%の結果を求めているわけではないのです。
求めているのは、100%の処置であり、100%の誠意です。


参照  とりごろうblog
     一般社団法人全国医師連盟(リンクページ)

2012年2月14日火曜日

勤労者の腰痛の発症と関連の深い項目

作業関連
・姿勢…中腰・前かがみ姿勢(1日4時間以上)
・動作…腰のひねり動作(1日4時間以上)
・環境…狭く窮屈(1日4時間以上)
・勤務状況…休憩する場所が不十分

心理・社会的要因
・ストレス要因…働きがいが低い、仕事のコントロール度が低い、感じている仕事の適性度が低い、職場環境によるストレスが多い
・ストレスによる心身反応…活気がない、不安感が強い、イライラ感が強い、抑うつ度が強い
・ストレス反応に影響する他の因子…仕事・生活の満足度が低い

ササッとわかる「腰痛」にならない生活、治す生活 (図解大安心シリーズ) より


腰痛の原因として、近年、注目されているのが“ストレス”です。
(※関連記事 NHK あさいち ぎっくり腰 2 )

ストレスは、腰痛の原因になるだけではありません。
腰痛をこじらせたり、長引かせたりする要因にもなります。

原因不明の腰痛は、実はストレスからきていた、というようなこともあります。
仕事と生活のバランスをうまくとって、ストレスをためずに、生活することが肝要ですね。

2012年2月13日月曜日

腰痛を招く生活習慣

・肥満+運動不足
BMI30以上で1日15分程度の運動しかしない人の腰痛発症率は、
BMI25未満で1日30分程度の運動をする人の約2倍

・喫煙
1日あたりの喫煙本数が10本増えるごとに腰痛発症率は1.10倍

・睡眠不足
睡眠時間が4時間未満の人の腰痛発症率は、睡眠時間8時間以上の人の約2倍

ササッとわかる「腰痛」にならない生活、治す生活 (図解大安心シリーズ) より


ちなみに、わたしのBMI指数は23です。(※BMI指数=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}.。BMI指数が気になる方は→ BMIチェック )
毎日20分以上、歩いています。
煙草はすいません。
睡眠時間は、8時間以上ですね。
まさに、腰痛とは無縁の健康生活です。

けっこう太目(BMIが30=170cmで87kg)で、運動不足、おまけに煙草をすって、睡眠時間が4時間未満の人は、ざっと計算して、わたしの4倍近く腰痛になりやすい生活を送っているということになります。

こうやってみると、不健康な生活の破綻が、腰痛として現出しているとも考えられますね。

『「腰痛」にならない生活、治す生活』  夏山元伸












ササッとわかる「腰痛」にならない生活、治す生活 (図解大安心シリーズ)
2009年第1刷発行。
関東労災病院整形外科部長、夏山元伸氏著。



いたって普通の「腰痛」本です。
いや、その普通っていうのは、普通にいいという意味です。


「普通にいい」とか「普通にうまい」とか、自分も使うのですが、考えてみると、なんか変な表現ですよね。

「普通にうまい」ということは、普段の「うまい」は普通ではないことになります。

右上の方向に目を向けながら、思考を巡らせてみると、わたしの場合は、けっこう「うまい」って言ってます。
でも、よくよく考えると、本当に「うまい」かといわれれば、「まずくはない」≒「うまい」に近いのかもしれません。

出てきた料理に「まずい」というよりも「うまい、うまい」と言いながら食べた方が、角が立たないですし、場の雰囲気を悪くすることもありません。
大人のマナー本でも、料理は「うまい」「まずい」とあれこれ批評しないで、「おいしい、おいしい」言いながら食べましょう、ってありますよね?


腰痛本のコーナーなのに、雑記になってしまいました。
夏山先生はじめ読者のみなさま、どうもすみません。

2012年2月12日日曜日

究極のダイエットメソッド スマホ

3 スマホ(ダイエット率10%)


これは字面がよいので、「スマホ」にしただけで、「携帯」や「ブログ」と表現してもよいです。
まぁ、、いわゆる「レコーディング・ダイエット」のウェブ版ですね。

どちらかというと、ダイエットカウンセラー向きの記事かもしれません。

吉川メソッドって、月に40万くらいかかるんですよね。
まぁ、庶民は値段ばかりに目がいきます。でも、やってることも確かなので、うなづける気はします。


吉川メソッドは、激しい筋肉のトレーニングや食事制限が注目されます。

しかし、わたしの目にとまったのは、

「毎回の食事を、写メに撮って、送ってもらう」 

というやり方です。


これって、他のダイエットカウンセラーだと、なかなか対応しきれていないんじゃないんですかね。
おそらく週に1・2回、まとめて「お食事報告」みたいな対応かと思われます。
なにせ、毎食の送られてきた写メを確認して、ひとこと入れて返信するっていうのは、非常に手間がかかります。

でも、毎食だからこそ、いいんです。


以下は、不眠カウンセラーの話です。

カウンセリングは週に1回、その度に、患者さんの眠りについて、カウンセリングします。
医師も患者さんも不眠を克服することを目指しています。

まぁ、それは当たり前です。でも、その当たり前なことが、患者さんにはプレッシャーになるのです。

カウンセリングの夜、まぁまぁ、眠れた。その翌日、あまりよく眠れない、その翌日も眠れない…となると、患者さんは眠らなければ、というプレッシャーがかかってくるそうです。
だって、二人は不眠の克服のための共同作業をしているのですから。

患者さんも人間です。ですから、無意識に他人に好かれたいという気持ちがあるのです。つまり、この場合だと、医師を喜ばせる=眠れる、ということです。

それが、よく眠れない日が続いて、また同じようなカウンセリングになって、また、医師を喜ばせられなかった。
次はなんとか眠れるようになって、カウンセリングをよい感じにしたい…でも、眠れなかった…となると、そのことでますます眠れなくなるという “負のスパイラル” に陥ってしまうのです。


ダイエットも似たようなところがあります。

たまたま1回ズルをして、ケーキを食べてしまったとします。
週に1回のカウンセリングだと、そのズルが気になって、気が重くなって、当日ウソをつくか、カウンセリングをやめてしまうか、やけになってとりあえずドカ食いしてしまうかもしれません。

毎食のカウンセリングならば、それを防げるかもしれません。
それよりもっと大切なことは、その時点で、再びダイエットモードに切り替えられるということです。

つまり、ケーキを食べてしまった時点で、「すみません、魔がさして…」という写メを送れば、「しょうがないですね、次からは気をつけましょうね」というような感じで、ケーキ事件は終わりです。

週に1回のカウンセリングですと、カウンセリングで、「すみません、魔がさして…」、「しょうがないですね、次からは気をつけましょうね」という同じやり取りだとしても、ケーキを食べてから、カウンセリングまでの間、ずっと脳がモヤモヤとした状態で過ごすことになります。

つまり、その間、余分に頭が働き、ずっと糖分を欲している状態ということになるのです。
万が一ダイエット中に食べてはいけないものを食べてしまったとしても、すぐに報告して、再びダイエットモードに再突入できる仕組みが、非常に重要で効果的なのです。

その点からみて、吉川メソッドは非常に優れていると感じられました。

吉川先生が見ている+もし食べてしまっても、すぐに報告できる、ということがダイエット中の人のストレスを、軽減させているのです。


一般の人の使い方としては、炭水化物抜きの食事を毎回ブログにアップし、もしお菓子などを食べてしまったら、それもすぐに反省ブログとしてアップする、というのが有効かと思われます。

人は見られていると、モチベーションもキープできます。
ブログにダイエット食をアップし、みんなから応援されることで、楽しくダイエットできるでしょう。

究極のダイエットメソッド からだを動かす

2 からだを動かす(ダイエット率20%)


ダイエットにおいて、勘違いしがちなのは、運動に対する考え方でしょう。

運動→カロリー消費→痩せる

と、思ってしまいます。

でも、1時間運動したところで、消費カロリーは、たかだか、ご飯1杯分くらいでしょう。

ダイエット中に、からだを動かした方がよいのは、まず第一に、ダイエット中のモチベーションを維持するためです。

「つらいけど、あぁ、わたし、いま、ダイエットしてる~」という実感を持てるということですね。


そして、第二に、からだを使うということが大切だからです。

どういうことかというと、、頭を働かせないために、からだを使うことが大切なのです。

さんまの「ほんまでっかTV」で、武田先生が言っていました。

「おなかが空いたとき、軽い運動をしてから、お菓子などを食べると、運動をしないでお菓子などを食べる量の半分で満足する」

これは、どういうことかというと、

「おなかが空いている(と思っている)のは、頭であって、からだではない」 

ということです。


今の日本人で、おなかがグーグー鳴ってから、ご飯やおやつを食べる人って、どれくらいいるでしょうか?
時間だからとか、小腹が空いたからとか、休憩だからとか、頭で考えて食べている人がほとんどでしょう。

からだが欲していれば、栄養はエネルギーになります。しかし、頭が欲している栄養は、ほとんどが脂肪として貯蓄されます。

とりあえず、からだを動かすことで、頭は働きません。
ですから、からだを動かすのは、よくある筋トレでも、ロングブレスでも、散歩でもいいのです。
瞑想が得意な人は、瞑想でも同じ効果があると考えられます。

「頭を働かせないために、とりあえずからだを動かす」ということが大切なのです。


よくいわれているように、脳の栄養素は糖分です。
頭を働かせれば働かせるほど、脳はますます糖分を欲するということです。
ですから、その流れを止めてあげることが、ダイエットにつながるのです。

ここで、注意しなければならないことは、頭を働かせる=よいことや仕事で頭をつかう。
ということだけでなく、くよくよ悩んだり、うじうじ考えたりしているだけで、同じように頭を使っているということです!

ですから、強制的に、頭を働かせない=からだを動かす、ということが大事なのです。
ダイエットにとって、からだを動かすのが大切なのは、無駄に頭を働かせないためなのです。

究極のダイエットメソッド 炭水化物抜き

1 炭水化物抜き(ダイエット率70%)


これって、いろいろなダイエット法に共通してます。健康法でも、炭水化物抜きは、かなりみられます。

炭水化物、原材料としてコメや小麦をいっさいとらない、という単純な方法です。
これを実践したら、それだけで痩せると思えます。それなので、ダイエット率70%としました。

その理由は↓


・食べ過ぎを防げる

だいたい太っている人は、食べ過ぎです。それもほとんどが炭水化物のとりすぎ。
この前の番組でも、太った被験者の一度の食事例が「うどん」「菓子パン」「チャーハン」というメニュー(?)でした。

これって全部、炭水化物です。
ですから、逆をいうと、炭水化物以外のものを食べ過ぎる、というのは、かなり大変なのです。

炭水化物以外の食材って、魚肉類・野菜・果物。
これだけを食べ過ぎる、というのはなかなかどうして大変です。
(※おそらく経済的にも


・副菜は主食(炭水化物)を食べるように作られている

肉にしても、野菜にしても、基本的には、ご飯のおかずとして、用意されます。
そのため、ご飯がおいしくいただけるように、自然と濃い味付けになりがちです。

濃い味付けの副菜→ご飯がすすむ→ご飯ばかりだとあきるので、副菜に箸が伸びる→濃い味付けの副菜→ご飯がすすむ…という輪廻のような食物連鎖?が続きます。

炭水化物抜きダイエットを始めて、副菜だけを普通に食べ続けていると、味が濃く感じられるのではないでしょうか。

濃い味付けには、人間の好きな「塩分」「脂質」「糖分」が、ふんだんに使われています。
そのため、食べれば食べるほど、さらに食べたくなるのです。

「塩分」「脂質」「糖分」がこれほど簡単に手に入った時代は、いまだかつてありませんでした。
ですから、肥満が、現代病ともいわれているのです。

一度ご飯抜きで、おかずだけを食べてみるといいかもしれませんね。
けっこう、それだけで、おなかいっぱいになるかもしれません。そして、味付けも自然と薄くなるでしょう。

薄味の味付けは、なによりも健康にとって大切なことです。健康的にやせるには、炭水化物抜きはおすすめです。(※実家が農家なので、農家としては、大問題ですが

究極のダイエットメソッド

昨日、テレビで吉川メソッド(ダイエット法)をやってました。
その前にもダイエットの番組がありましたよね。
それらを見て、「なるほどな~」と思うところもあったので、究極のダイエットメソッドを自分なりに考えました。

題して

究極のダイエットメソッド!たった3つで、あなたもスリムなからだに!!

その3つとは…

1 炭水化物抜き(ダイエット率70%)

2 からだを動かす(ダイエット率20%)

3 スマホ(ダイエット率10%)

この3つで、確実にやせます。

2012年2月10日金曜日

バイアグラとサイの角

このブログで何度か プラシーボ効果 について、お話しました。

プラシーボ効果といっても、2種類あります。

1 本来もっている効力を、より強めるプラシーボ効果

2 本来ないはずの効力が、現れてしまうプラシーボ効果


という2つです。

それをわかりやすく表しているいるのが、 “バイアグラとサイの角” です。

この2つに共通しているものは?…

まぁ、バイアグラがあるので、すぐに ピン と、来たかもしれません。
(ちょっと、下ネタチックですみません

男性用のいわゆる【強壮剤】ですね。


バイアグラは、もともと狭心症の治療薬として研究・開発されました。
狭心症の治療効果は認められなかったのですが、思わぬ副作用があることがわかりました。
思わぬ副反応というのが、“強壮”効果だったわけです。
(※バイアグラは商品名で、成分名はシルデナフィルといいます)


薬効成分として、強壮効果があったのが、シルデナフィル(のちのバイアグラ)ということになります。

A このバイアグラを普通に出すのと、
B 先生が耳元で
「今までのバイアグラより、強力な成分のものが手に入ったので、今日は特別に処方しましょう」
と言いながら、出すのでは、これがまた効果が違ってくるのです。
もちろん、同じ成分のバイアグラですよ。

これがのプラシーボ効果です。
新聞の広告とかでも、強壮剤の宣伝に妖艶な美女を使っているのも、このの効果を高めるためです。

強壮剤の宣伝なのに、皇潤の八千草薫さんが出てきたら…
これは一部のマニアしか、のプラシーボ効果が働かなくなります。



一方のサイの角ですが、こちらは古くから漢方薬として珍重されてきました。
そして、今現在でも、その迷信とかしか思えない効果のために、乱獲されています。

ちなみに、サイの角の成分は、大部分がケラチンです。
ケラチンというのは、人間でいうと髪の毛や爪などの成分ですね。
「爪の垢を煎じて飲む」というような言葉もありますが…いやはや、困ったものです。

どうして、薬効がないのに、サイの角が求められるのか?
それは、残念ながら、“効く”からでしょう。

どうして効くのか?
どうしてかわからないけど、効いてしまう。
それがプラシーボ効果のです。

サイの角のという形を、強壮効果のイメージと結び付けてしまっているのでしょう。


もちろんプラシーボ効果が悪いのではなく、悪いのは愚かな人間、
というよりアホな男ですね。


※参照 ウィキペディア シルデナフィル
      サイの角 コカイン価格に匹敵



※追記

[ヨハネスブルク 22日 ロイター] - 南アフリカの観光公園当局は22日、事務所の金庫で保管していたサイの角112本が盗まれたと発表した。盗まれた角は520万ドル(約5億3000万円)以上の価値があるという。

窃盗団は21日に事務所に押し入り、金庫の中から角を持ち去った。同じ金庫には象牙や銃なども保管されていたが、それらは残されていたという。

南アフリカではサイの密猟が大きな問題となっているものの、当局が保管する角が狙われたのは初めてだという。政府によると同国では昨年、1000頭を超えるサイが角の採取を目的に密猟された。

『慢性疲労は首で治せる!』  松井孝嘉












慢性疲労は首で治せる! (角川oneテーマ21)
2009年初版発行。
東京大学医学部卒、松井病院理事長。
首の筋肉の異常が自律神経失調を起こすことを発見。「頸性神経筋症候群」という病気の名付け親。




お医者さまで、ここまで断言する人も珍しいですよね。
途中まで読んで、「なんだかな~」という感じになったので、ネットで調べながら、読み進めたので、かなりわたしにはバイアスがかかっていると思います。

ひとことでいえば

もしそれがそうならば、もうそれはそうではない

ということです。


この本の初版が2009年です。本を出版する数年前から、治療をされているようです。
なので、ざっくり見積もっても10年は、この治療を行っている計算になります。

はてさて、現状はどうでしょうか?

「慢性疲労は首で治」っているでしょうか??

「慢性疲労」や「慢性疲労症候群」、「うつ」といった、松井先生が治るとされている「頸性神経筋症候群」の症状が、少なくとも減少傾向にあれば、松井先生の理論通りということになります。

うがった読み方をすると、先生の病院を宣伝しているだけの気がしてしまいます…

で、でも、いろいろな用語の勉強にはなりますよ!

2012年2月8日水曜日

カイロプラクティック+整形外科=夢のコラボ??

先月から、 モテコ  に載っているのですが、お隣の足利市で、整形外科の先生(渡辺整形外科)とカイロプラクティックの先生(プラウド)が、提携して“カイロ治療”に当たられているそうです。

これって、数十年来の 夢のコラボ なんですよね。

なぜって?

なぜなら、カイロプラクティックの理論でいえば

「すべての病気は、背骨のゆがみが原因である」

ということだからです。
(※参照記事 カイロプラクティックの概念

つまり、レントゲンで背骨を調べて、骨のゆがみを確認したうえで施術をすれば、より的確な施術ができるのです。

これまでの、日本のカイロプラクティックの現場では、触診や視診、体幹の曲げ伸ばしなどの検査法で調べていたのが、ほとんどでしょう。
まれにレントゲン持参の患者(お客)さんもいるようですけど。


どの業界も既得権などがあって、なかなか異業種の人たち同士が組むというのは難しいのです。
(一般の人たちから見れば、“治療”に当たられている=同業種、となるでしょう。ですけど、とくに国家資格と民間療法とは相いれない分野です。)


と書いているものの、ほんとうのところは、カイロプラクティックがそんなものだから、ということでしょう。
(※参照記事 もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない )


つまり、もしカイロプラクティックがそれほど有用なものだとしたら、もうとっくの昔に、医療の現場で採用されているはずです。

ということは、採用されていないという事実が、その有用性の真価を物語っている、ということではないのでしょうか?


よくよくこちらの整形外科のホームページを見れば、その“守備範囲”からして、カイロプラクティックとコラボする、というのも、まぁ、うなづける気はしますf^_^;

2012年2月7日火曜日

運動後のマッサージ

2月6日(2012年)東京新聞

「運動後のマッサージ
乳酸除去より炎症物質減少

激しい運動をした直後に筋肉をマッサージすると、細胞レベルでは炎症を起こす物質が減り、痛みが和らぐとともに、細胞内でエネルギー生産などを担う小器官「ミトコンドリア」が生成され、回復を促すとみられることが分かった。

カナダのマクスター大などの研究チームが実験で解明し、米医療誌サイエンス・トランスレーション・メディシンに発表した。

マッサージをめぐっては、疲労の原因となる乳酸が除去されるとの見方がこれまで強かったが、マッサージの前後で筋肉の乳酸量はほとんど変わらなかった。

研究成果は筋肉の張りや痛みをより効果的に治療する技術の開発に役立つと期待される。」

以上、ネット上に記事が見当たらなかったので、紙面より全文転載

がんが消えた! 驚きのワクチン

今朝(2月6日、2012年)の NHKのあさいち で、がんワクチンの特集をやってました。
詳しい記事は→ NHKあさいち 驚き!がんワクチン治療最前線



「患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が少なく、月に数回通院して注射を受けるだけという利便性があります。
日本では臨床試験の段階ですが、その効果に救われる人も出てきています。」

「今回ご紹介したのは“治療”するワクチン。自分の持つ免疫能力を活性化させ、がん細胞を攻撃します。
副作用が少なく、延命効果が認められるのが特徴です。」

「■注意■
がんワクチン」についてインターネットなどで検索するとさまざまなサイトにつながり、誰でもすぐ受けられるように感じます。
しかし、がんワクチンは日本ではまだ承認されておらず、その効果を確かめる臨床試験の段階です。がんワクチンを希望する方は、そのことを十分考慮する必要があります。」


以上、NHKあさいちのホームページより引用


なにか番組中では、「これでがんが治ります!」みたいな見せ方をしていた気がしたのは、(ヘソ曲げの)わたしだけでしょうか?

確かに他のがん治療に比べると延命率は高いようです。

でも、あの見せ方だと、「これでみんな治りますよ」みたいに感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
※半年後生存率が、既存の治療0%に対して、がんワクチン40%。
1年後生存率は、既存0%に対して、がんワクチン10%。
※※ただし、既存の治療とは、なにを指すのかは、わたしは素人なので、わかりません。

しかも、治験の段階なので、そうとうプラシーボ効果も働いているように思われます。
プラシーボ効果は、主治医の熱心さ、看護師さんたちによる手厚い看護、本人の治験を成功させようと思う前向きな貢献性などによっても発揮されます。
また、患者さん自体、治験側に恣意的に選ばれている可能性もあります。※治りそうな感じの患者さんのみを(無意識に)選ぶなど。

番組で取り上げられていたような治験の結果が、実地でも、もたらされるとしたら、まさに“驚きのがんワクチン”ということなのでしょう。
今後の成り行きを見守りましょう。


※興味のある方は参考にしてください  
がんワクチン療 法 を実 施 している施設 ならびにその担 当 医 師 と連 絡 先
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター 中村祐輔研究室 
久留米大学病院 がんワクチン外来事務局

2012年2月6日月曜日

ぎっくり腰は下手な治療よりほったらかしの方がまし!

『腰痛は「ねじれ」を治せば消える』   花山水清 の続きです。


フィンランドにおけるぎっくり腰患者の調査
一週間未満のぎっくり腰患者を対象に3グループに分け、12週間追跡して調査

3グループとは
1 2日間じっと寝ている安静グループ
2 腰を動かす程度のストレッチ運動グループ
3 日常生活グループ

結果
もっとも回復が早かったのは
3 日常生活グループ(1週間後には80%の患者が職場に復帰)
2 腰を動かす程度のストレッチ運動グループ(同64%)
1 2日間じっと寝ている安静グループ(同59%)

という調査結果をふまえ、花山氏のおっしゃることは

「普段通りに生活することがズレを自然に調整する効果を生んだのです。つまり、身体が自動的に調整しているのです。」(P62)

~ふむふむ、なるほドリ、と感心しちゃうとこですけど、さっき

「わたしがズレを元に戻したところで、本人が生活パターンを変えないかぎり、また同じ症状が出ます。」(P38)
っておっしゃてませんでした?

普段通りの生活は、腰痛の原因なのかと思ってました。
普通の腰痛とぎっくり腰では、ズレの種類が違うという理論なのでしょうか?
いやはや、「形態矯正」とは難しいですね。
※「形態矯正」とは花山氏が唱えている理論のことです。→ 形態矯正


「実は、ぎっくり腰というのは仙腸関節と椎骨の複合的なズレが原因で発生します。
ですから、仙腸関節と椎骨のズレを元に戻せば、その場で歩いて帰れるのです。
これもわたしがなにか特別なことをしているわけではありません。きちんと痛みの原因が特定できるから根本的な矯正ができるだけなのです」
(P62)

謙虚なのか傲慢なのか、それにしても大したご自信です…。


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