2012年3月7日水曜日

インフルエンザの治療法

やばい風邪かな?でも、インフルエンザかもしれなかいから、病院に行こう。

という感じで、病院に行かれる方って、この時期ものすごく多いです。

そして、案の定、病院でインフルエンザと診断されます。
「やっぱり病院にきてよかった。インフルエンザは、ウィルスだから、薬を飲まなきゃ治らないもんなぁ」
と考えてしまう人が、大半なのではないでしょうか?


インフルエンザは自然に治癒します


「抗ウイルス剤のタミフルとリレンザは病期を短縮する事が判明していますが、数日程度の短縮です。
発熱してから時間が経って熱が下がり始めてからインフルエンザと診断された場合は、病期の短縮があまり大きなメリットになりません。
タミフルやリレンザを投与せず、自然に治すことになります。 」

インフルエンザの治療法

まぁ、ちょっと考えればわかりそうなことですが。
自然に治癒しないならば、わたしみたいな病院嫌いの天の邪鬼な人間は、病院に行くまで、インフルエンザにかかっていなければいけなくなります。

タミフルやリレンザといったインフルエンザの治療薬は、病期を短くする(インフルエンザに苦しむ期間が5日→3日になる)というものです。
決して、それらの薬なしで、インフルエンザが治らないというわけではありません。

また、インフルエンザの予防接種も、統計的な数字を下げているだけで、予防接種をすればインフルエンザにかからない、というものではありません。
※インフルエンザ罹患率を10%→8%といった程度です。(記憶あいまい)


風邪だから、インフルエンザだから、とりあえず病院、といった一直線の思考はそろそろ改めるべきですね。
※ただし、明らかに様子がおかしい。あまりに熱が高いといった場合は、迷わずに病院に行ってください。とくにお子さんの場合。