2012年3月9日金曜日

『偽善の医療』  里見清一



偽善の医療 (新潮新書)
2009年第1刷発行。
臨床医、肺がんの専門医である里見清一氏著。
毒と怒りと医者の矜持がつまった問題提起の書。



いや~、怒ってますね。
新書のための書き下ろしなのでしょうか。作者の毒っ気が気持ちよいくらいです。

・患者“さま”はいきすぎだろ?
・セカンドオピニオンは、ホント迷惑
・有力者からの紹介?だからどうしろって?
・安楽死~医者だけが悪者になるのはおかしい
・末期医療は、紋切り型にはいかない
・「病院ランキング」は有害
・間違いだらけのみなさんの闘病記

などなど、お医者さま、というか、この先生の裏の顔がみられます。
といっても、表の顔は存じあげませんが…