イギリスが生んだ偉大な劇作家、ウィリアム・シェイクスピア も執筆の際に腰痛に苦しめられていたようで
“To be cold or hot ; that is the question. ”
「冷やすべきか温めるべきか、それが問題だ」という名言を残しています。
(…すみません、ここまでは冗談です)
よく聞かれることで
「冷湿布」がいいのですか?「温湿布」がいいのですか?という質問があります。
患部を触って熱く感じるようなら「冷湿布」
患部が熱くなく、慢性的な痛みのようならば「温湿布」と、いちおう答えております。
いちおう、というのは正解はないからです。
ですから、気持ちよければどちらでもよい、というのが本音です。(気持ちよい=からだが欲している、ということなので)
「冷湿布も温湿布もおもに消炎鎮痛剤が表面に塗られているので、とくに効果に違いはありません。」(P114)
「冷湿布にはメンソールの成分も合わせて塗られているので冷んやりする
温湿布にはカプサイシン(唐辛子)の成分も合わせて塗られているのでポカポカ感じられる」
という違いがあるだけです。
「ただ、ぎっくり腰などの急性の腰痛の場合、血行がよくなると痛みが強くなるので、温湿布は避けたほうが無難。」(P114)
皮膚の弱い方やお年寄りは、湿布によりかぶれることもありますので、様子をみながらうまく使用することが大切です。
※ 専門医に聞く 腰痛 より引用 、参照