「やばい、腰が痛い!」
急に腰が痛くなった経験をお持ちの方は、少なくないでしょう。
そして、これから先もそのような腰痛に見舞われるかもしれません。
でも、そんなときはご安心を、ぜひうちの整体院に…
というような告知のブログでは、もちろんありません。
まず行くべきは、病院、つまり整形外科です。
たぶん、そこでは 腰痛ですか?で始まり、電気かけて、湿布をだして、お大事にしてくださ~い、で終わると思われます。
でも! それでよいのです。それがよいのです!
病院の大切な役割の1つに、重篤な症状を見逃さない というものがあります。
腰痛の場合ですと、膵臓がんやがんの骨転移などの際、背中や腰に痛みが生じる場合があります。
また、骨髄炎や椎間板炎などの感染による腰痛もあります。
そのような危険な病気でないことを知るために、まずは整形外科で、いちおう診てもらうのがベストです。そして、その後に、お好きな施術院に行くことをおすすめします。
まぁ、どこにも行かないというのも,正しい選択の1つであるかもしれませんが…(関連記事 整体で腰痛は治るのか?)
がんによる腰痛を除外するための6つの質問
1 50歳以上ですか?
2 これまでに、がんにかかったことはありますか?
3 体重が減っていますか?
4 1ヵ月以上治療しても良くなっていませんか?
5 安静で良くなりませんか?
6 1ヵ月以上続いていますか?
※1から4のうち、すべて「いいえ」なら、がんによる腰痛の可能性はほとんどない
※参照 『治療をためらうあなたは案外正しい』