2012年5月18日金曜日

整体と整体師

整体は、骨格や関節のゆがみやズレを直す施術で、手をつかった施術が中心です。

これが整体、という定義はなく、施術者が整体といえばそれは整体になるし、カイロプラクティックといえばカイロプラクティックになります。
字のごとく「からだ」を「整える」施術は、すべて「整体」と定義することができます。

なぜこのように曖昧な定義になるかというと、「整体」を職業とする場合、資格がいらないからです。(日本においては、カイロプラクティックも同様)

つまり、「整体師」は資格なしで、誰でもなれるものなのです。

自己流で、整体を習っても、学校やセミナーで資格をとっても、「整体師」です。
ですから、整体師がこれは「整体」と言えば、どんなものでも「整体」となります。
※学校やセミナーは民間資格なので、「資格」というより「認定証」といった感じでしょうか。

このような整体事情ですから、腕や対応の良し悪しはピンからキリまでです。
また、今日のかんばしくない経済事情により、回数券や 物販の押し売り 、また、「整体に通わないと、ヒドイことになるよ…」といった恐喝じみた行為をとる整体院もございますので、十分にご注意ください。

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