2012年4月8日日曜日

放射能のほんとうのこわさ

放射能汚染のほんとうのこわさは、「わからない」ことです。
一度に多量の放射線を浴びれば、人体に影響を及ぼし、死にいたることはわかっています。

しかし、今回の福島原発の事故のように、薄く広まった放射能を、長期にわたって、少しずつ(ごくごく微量)を体内に摂取せざるを得ない状況における被曝、いわゆる低線量被曝にかんしては、これはもう影響など「わからない」というのが正しい見解でしょう。


被曝は「核のエイズ」(P97)

「放射線を浴びるという直接的な要因はもちろんのことですが、それによって引き起こされる免疫力の低下という間接的な要因も見逃せません」(P98)

「ロシア人の医師たちは、被爆者たちのからだを診察した時に、体内の防衛システムが外敵に対してまったく反応しないようすを見て、「これは核のエイズだ」とつぶやいたそうです。」(P98)



原発、放射能は絶対ノー!!という考えの方には、ノーベル賞博士の力強い記述がありますので、おすすめの本かもしれません。


病気を寄せつけない賢い生き方