2012年3月2日金曜日
健康のトリセツ 2 腹八分目で摂取カロリーを抑える
『ブルーゾーン』 ダン・ビュイトナー の続きです。
「クレイグ・ウィルコックス博士は、「腹八分目」の習慣は、苦痛を伴わないカロリー制限だと考えている。
動物実験でも、カロリー制限によって寿命は延び、人の心臓の健康増進にもつながることが判明した。」(P250)
カロリー制限のメリット
・フリーラジカルによる細胞の崩壊を減らす
・体重が減ることにより、血圧が下がる→心臓疾患の減少
・体重が減ることにより、コレステロール値が下がる→心臓疾患の減少
人間というものは、なによりこれ(カロリー制限)が、難しいんですよね。
食べたいものは食べたいし、食べてはいけないといわれると、ますます食べたくなるし…
対処法1
・器を小さくする
食べるという行為は、実は外的な影響が大きいそうです。
いっしょに食事する人や家族、食品のパッケージ、食器、名称やラベル、明るさ、色、形、匂いなどなど。
また、盛りつけられた食品は、器の4分の3くらいが消費されるというデータがあるそうです。
まぁ、日本の場合ですと、全部食べないといけない、というような習俗があります。
ですから、上のデータは当てまはらないにしても、「器を小さくする」というのは、理にかなってますね。ダイエットの王道でもあります。
対処法2
・満腹になったら食べるのをやめる、のではなく、空腹が満たされたら、食べるのをやめる
これって、ちょっとした発見ですね。
太っている人だって、初めから太っていたわけではありません。
満腹+あと少しが、肥満への道なのでしょう。
空腹が満たされたら、食べるのをやめる というのは、実に当たり前すぎて盲点でした。
対処法3
・カロリーで選ばない
一見矛盾するようですが、これって大事です。
どうして世の中カロリーだらけなのでしょう??しかも免罪符的な使われ方…。
マクドナルドのポテト1000キロカロリーと、りんご1000キロカロリーの健康度が同じはずないじゃないですか!!
いくら、1日のカロリーを制限しても、食べてるものが粗悪なものだったら、健康になるどころか、健康を害してしまいます。
食べるものは、カロリーでなく、健康度で選びましょう。
その他の提言
・食事を大きくみせる工夫をする
・買い物では小さいほうを選ぶ
・毎日、体重計にのる
・ゆっくりと食べる
・食事に専念する
・夜遅くに食べない
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