2012年5月16日水曜日

きっかけは自分自身の腰痛だった

『腰痛は99%完治する』  酒井慎太郎 の続きです。 


こちらの先生のメインの施術法は、【関節包内矯正】という治療法です。
簡単にいうと、

仙腸関節がズレてロックした状態を解除すること

です。
まぁ、そんなに特別なことをしているわけではない(というと語弊はありますが)、0から作り上げたオリジナルの治療法というわけではなさそうです。


「わたしが以前勤めていた腰痛専門病院は、従来の腰痛治療の在り方に疑問を感じている医師のたまり場のようなところで、そのなかには、いちはやく仙腸関節に目をつけて治療に取り入れていらっしゃる先生もいました。私は、その先生に、急性腰痛、いわゆる『ぎっくり腰』を治してもらったのです。
 私はその治療法の威力を身をもって知り、驚嘆するとともに「そうだ、これだ!」と思いました。」
(P41)
~『これで○○は治る!』系の先生は、ほんとうにこのパターンが多いです。

つまり、 「自分はこれで治った。だから、みんなも治るはずだよ!治らない場合は、きっと、他に(もしかしたらあなたに)原因があるんだよ、だって僕は治ったんだから!!」という論理パターンです。
因果関係と相関関係を、まるきり考慮に入れてません。


さかいクリニックは、今でも、予約が取れないほどの混みようです。
テニスボールを使った【関節包内矯正】でも、効果はあると喧伝しています。
こちらのクリニックで施術を受けたいけど、現実的には難しいという方は、試しにやられてみてはいかがでしょうか。

※詳しくは、本の中に書かれてます。
腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい!


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