2012年4月2日月曜日

これだけでよい 成功する店づくり


「よい店にしたければ、同業種の悪い点を徹底的に自店から排除し、成功している異業種の良い点を、アレンジして自店に取り入れる」

 
高橋亮


テレビで、「パスタ屋風のラーメン屋」か「ラーメン屋風のパスタ屋」かわからないですけど、ちょっとおしゃれな感じのラーメンを出しているお店を紹介していました。
女性に大人気というお店でした。

そこの店長いわく、「うちの店は、ラーメン屋のよくないところを徹底的になくした」とのことでした。

店内の色調やテーブルの奥行き、箸の配置場所などなど、事細かく普通のラーメン屋において、とくに女性がここはおかしい、と感じる箇所を直したそうです。
その総体が、そのお店ということでした。

こういう考えって、まぁ、おっしゃる通りですよね。
お店をやるさいに、(お店だけでなく仕事をやるさいに)その人のこだわりとか、どうでもいいですもんね、お客さんにしてみれば。

店主やオーナーのこだわりが強すぎて、お客さんの要望にそってなければ、うまく立ち行かなくなるのもうなづけます。
ですから、自分のつまらない考えなど捨てて、ただただ同業種の駄目な点を排除した店をつくれば、結果、おのずと良い店になるというわけです。

またそこに、うまくいっている同業種の良い点を取り入れれば、それはそれでよいのでしょう。
しかし、それでは単なるモノ真似になってしまい、おもしろみはありません。

ですから、同業種ではなく、うまくいっている異業種の良い点を、そのままではなく、自分の業種に合うようにアレンジを加えてから、取り入れるのがよいということでしょう。


「よい店にしたければ、うまくいっていない同業の悪い点を、徹底的に自店から排除し、成功している異業種の良い点を、アレンジして自店に取り入れる」 


ちなみに、この名言をのたまった高橋亮とは、わたしです。ご自由にお使いください