「ここに、ある症状に効くとする物質があります。
例えば硫黄としましょう。
この硫黄をひと匙、純水にとかします。
そのままでは効果が薄いため、これを100倍に薄めます。
そして、よく振って、撹拌します。よく振れば振るほど、効果は高まります。
だいたい30回くらいがいいでしょう。
これで、すばらしい療剤の出来上がりです。
薬やワクチンのように、副作用はないので、安心してご利用いただけます。」
という話を聞かされたら、みなさまはどう思いますか?
ある物質の原子が、(ほとんど)存在しなくなるまで、水で薄めて、そして、よく振って、
ハイ出来上がり
っていうことです。
薄めれば薄めるほど、よく振れば振るほど、効果は増します。
(※物質の成分は、0か、限りなく0に近いのですよ!つまり療剤の成分表示はH2O、要するに水です!!)
そして、これは薬局で買えます。
もちろん、保険もききます。
こんな、おとぎ話みたいなことあるわけ…
あるのです。
それが、 ホメオパシー という難物です。
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