2 からだを動かす(ダイエット率20%)
ダイエットにおいて、勘違いしがちなのは、運動に対する考え方でしょう。
運動→カロリー消費→痩せる
と、思ってしまいます。
でも、1時間運動したところで、消費カロリーは、たかだか、ご飯1杯分くらいでしょう。
ダイエット中に、からだを動かした方がよいのは、まず第一に、ダイエット中のモチベーションを維持するためです。
「つらいけど、あぁ、わたし、いま、ダイエットしてる~」という実感を持てるということですね。
そして、第二に、からだを使うということが大切だからです。
どういうことかというと、、頭を働かせないために、からだを使うことが大切なのです。
さんまの「ほんまでっかTV」で、武田先生が言っていました。
「おなかが空いたとき、軽い運動をしてから、お菓子などを食べると、運動をしないでお菓子などを食べる量の半分で満足する」
これは、どういうことかというと、
「おなかが空いている(と思っている)のは、頭であって、からだではない」
ということです。
今の日本人で、おなかがグーグー鳴ってから、ご飯やおやつを食べる人って、どれくらいいるでしょうか?
時間だからとか、小腹が空いたからとか、休憩だからとか、頭で考えて食べている人がほとんどでしょう。
からだが欲していれば、栄養はエネルギーになります。しかし、頭が欲している栄養は、ほとんどが脂肪として貯蓄されます。
とりあえず、からだを動かすことで、頭は働きません。
ですから、からだを動かすのは、よくある筋トレでも、ロングブレスでも、散歩でもいいのです。
瞑想が得意な人は、瞑想でも同じ効果があると考えられます。
「頭を働かせないために、とりあえずからだを動かす」ということが大切なのです。
よくいわれているように、脳の栄養素は糖分です。
頭を働かせれば働かせるほど、脳はますます糖分を欲するということです。
ですから、その流れを止めてあげることが、ダイエットにつながるのです。
ここで、注意しなければならないことは、頭を働かせる=よいことや仕事で頭をつかう。
ということだけでなく、くよくよ悩んだり、うじうじ考えたりしているだけで、同じように頭を使っているということです!
ですから、強制的に、頭を働かせない=からだを動かす、ということが大事なのです。
ダイエットにとって、からだを動かすのが大切なのは、無駄に頭を働かせないためなのです。