2011年12月17日土曜日

不可知論 (アグノウスト)

不可知論( agnosticism )とは、宗教や思想の立ち位置(スタンス)です。

「神様はいるか?いないか?」という問いかけのとき、
「いる」ならば「有神論」。

「いない」ならば「無神論」。
「いるかいないかわからない」ならば「不可知論」というスタンスになります。


日本人の場合、海外で宗教(religion)を尋ねられた際、浅い信仰なのに仏教徒(Buddhist)と簡単に答えると、突っ込んだ話をされて、困ることになるかもしれません。


かといって、とくに信仰がないからと無神論(atheist)と答えてしまうと、ちょっと怪訝な顔をされるかもしれません。
無神論は日本人が気軽に使っている以上に、海外では強い意味合いがあるので注意が必要です。(※海外では信仰がない人は異常者くらいに見られかねない)
というわけで、とくに信仰がなければ不可知論(agnost)と答えておくのが無難だそうです。(※立花隆の話を聞き覚え)


わたしも今のところ、思想・哲学・宗教において不可知論的スタンスです。
そして、整体にかんしても同様です。


つまり、「整体で病気は治るのか?」という問いに対しては、「治る」でもなく「治らない」でもなく「わからない」というスタンスになります。

わからないというスタンスはズルいかもしれません。しかし、わからないからこそ、論理的な考えで整体を追求し、みなさまが納得できるサービスを提供したいという考えです。