2012年4月9日月曜日

『なぜ宇宙人は地球に来ない?』  松尾貴史



なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)



UFO特番などでおなじみの、松尾貴史さんの本です。
オカルトや怪奇現象(と呼ばれているもの)にたいして、松尾さんは、否定論者なのかと思ったら、ご本人は“懐疑論者”とおっしゃてます。
※懐疑論…否定ではなく、論理的に納得できないものは肯定できない、というスタンス

占いや霊能力・オカルトものにたいするスタンスって、5段階あります。(※自論)


肯定 ⇔ 容認 ⇔ 不可知 ⇔ 懐疑 ⇔ 否定


肯定と否定は文字どおりです。
真ん中の不可知というのは、わからない、というスタンスです。
「神はいるかどうか?」→「神がいることも、いないことも証明できない」→「わからない」といった感じです。
(※参照 不可知論(アグノウスト)

懐疑は、上述の通りです。
容認は、そうなのかもしれないけど、積極的に肯定しているわけではない、といったところでしょう。

ちょうど、タレントの中島知子さんが、自称霊能力者に云々…というニュースがありました。
日頃、占いなどを気にしながら、「霊能力者に洗脳されてかわいそう…」と思った人は、さしずめ容認派といったところでしょう。


わたしはというと、「不可知」がベースですね。
血液型云々は信じていませんけど、だからといって「そんなの非科学的だよ!」と言って、場の雰囲気を乱すことはしません。
でも、結婚式を仏滅にする、となったら、六曜に迷信以上のものはないのに、なぜかドキッとするかもです。

みなさまは、いかがでしょうか?