2012年5月30日水曜日

儲かる整体院のつくり方

こちらの学校( 日本回復整体総合学院 )は、年収500万円~1000万円 はザラ、目指すは年収2000万円という景気のよい学校です。 (年商ではありません)

なぜ、それほど売り上げがあがるのか?


こちらの掲げている公式は

稼げて喜ばれる整体師=本物の技術+患者さんとの関係性 

これですね。

儲かる整体院は、これ以上でもなければ、これ以下でもないズバリこれです。
こちらの学長は、本質をとらえていると思います。

≪初めに断っておきますが、わたしは上記の学校とはなんら関係はありません。また、カリキュラムの内容や学校の質を、保証するところのものでもありません。 



もっと単純にいえば

稼ぐ整体師=一応の技術+お客さんとの関係性

これだけだと思います。


一応の技術というのは、


そもそも整体は治療効果があるのか?

という大前提の疑問があります。
(※整体で治るメカニズム(自論)

ですから、「本物の技術=稼げる」という構図にはなりません。
そもそも「本物の技術」の定義がわかりません。

そのため、稼ぐためには“一応”整体らしいことをやっている程度の整体の技術があれば十分です。
(※あらかじめ申しておきますが、儲け主義の整体院を賛美・推奨しているブログではなく、揶揄しているものです。)
素人目に見てもヒドイという整体術でなければ、稼ぐ気になれば稼げます。


ですから、もっとシンプルに

稼ぐ整体師=(一応の技術+)お客さんとの関係性

 となります。

技術の部分はカッコのくくりで十分なくらいです。

真に重要なのは 、お客さんとの関係性 です。それだけです。
(※整体師は治療家でないので、患者さんと呼ぶのはおかしいです。)


他の業種、たとえば飲食店と整体院を入れ替えて考えてみればわかりやすいと思われます。

飲食店を経営していて、お客さまが来る。

他のお客さまも来る。
そして、それらのお客さまが毎日来る、そうすれば…繁盛店の出来上がりですね。

料理の腕も大切かもしれません。

しかし、儲けるために本当に重要なのは、多くのお客さんに毎日来るようになってもらうこと、つまり、 お客さんとの関係性 ということです。
サービス業にかんしていえば、当たり前といえば当たり前のことです。

その当たり前のことを、整体院でもできれば、 稼ぐ整体師 になれるというわけです。


もちろん、飲食店と整体院ではサービスの内容が違います。
ごはんは毎日3度食べるでしょうが、整体はかからなければそれにこしたことはないサービスです。
でも、そこでめげていては 
稼ぐ整体師 にはなれません。

そこで、お客さんとの関係性 がキーポイントになってきます。

儲かる整体院のつくり方 2 へ

2012年5月29日火曜日

眼瞼ミオキミア(がんけんみおきみあ) まぶたがピクピクする例のアレ

みなさまはまぶたがピクピクすることってありませんか?

まぶたがピクピクする例のアレ、正式には

眼瞼ミオキミア(がんけんみおきみあ) といいます。


眼精疲労や寝不足などによる肉体的ストレスや精神的ストレスで起きやすいとされています 。
通常は数日~数週間で自然に治まるのがほとんどです。 
(※参照  
目の痙攣についての情報です!


自分のまぶたがよくピクピクするので、“眼瞼ミオキミア”って言葉を覚えようとしているのですが、う~ん、これがどうにもわたしの脳に入ってこないのです

まぁ、普段頻繁に使うような言葉ではないので、いいといえばいいのですけどね。

2012年5月28日月曜日

発毛整体ができる整体師になりませんか?

『整体師になりませんか』は、 健友館 の館長 越田昭さんの代表的著作物です。



わたし、もしかしたら読んだことがあるかもしれませんが、『すみません、
記憶に ございません…』。

まぁ、この手の本は「整体は素晴らしい仕事ですよ~、いっしょに整体の仕事やりましょうよ~、ねぇ、いいでしょ?そのためにうちの学校に入ってね」という内容のものが多いです。(まぁ、整体の先生が書いている本のほとんどが、自分の店か自分の学校の宣伝、のようなものでしょう)


宣伝だろうがなんだろうが、それはよいのです。

東京新聞の広告に、この先生の著書がズラリと並んでいたので、気になってブログにしたためている次第です。


代表的なグッバイシリーズ。

『グッバイむちうち症』

『グッバイ坐骨神経痛』

『グッバイ椎間板ヘルニア』

『グッバイ股関節痛』

『グッバイひざ痛』


と、まぁ、整体師が施術する分野は、一通り網羅している感じです。


もし本当にそれらの病気や症状ときれいに“グッバイ”できるのならば、もうそれらは存在していないはずです。(※「
もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない
健康本は話半分に聞いておいた方が無難ですね。



『ぽっこりお腹は骨盤矯正で解消!!』

~整体でやせられれば苦労はしないのですが…


『両手があったら、一本は他人のために』

~なんかうまいこと言っているようですが、この先生は片腕で施術しているのでしょうか??


『O脚がなおる美脚に変わる』

~成長期を過ぎてから骨格を変えるのは至難の業だと思われます。


『(マンガ)感動!整体師への道』

~そろそろネタギレでしょうか?


『「毛髪整体」で黒々フサフサ』

~これはいくらなんでもダメでしょう?!


整体をやって体調がよくなり、髪が生えたり、黒くなったりすることもなくはないでしょう。

だけれど、もしそうだとしてもそれは相関関係であり、整体と発毛・育毛に因果関係はないでしょう。( 因果関係と相関関係 

もし本当に、整体と発毛に因果関係があれば、それこそ一大革命ですよ!!



ちなみに群馬県内で、発毛整体ができるお店はこちらです。

健友館おまた整体療術院 

痛くない整体



「整体って痛くないのですか?」とよく聞かれます。そのため上のようなのぼりもあります。

もちろん、うちの整体コースは痛くはありませんし、普通の整体ならば、理論上は痛くないはずです。

むしろ、なぜ整体は痛いと思われているのでしょう。
そこで、少し考えてみました。


1 整体はボキボキするというイメージが、痛いというイメージにつながっている(70%)

ボキボキやる整体も、理論上は痛くはない(はず)です。
おそらく、整体は柔道整復師の先生もやられているので、脱臼を直すときの「ゴリッ」という感じが、整体のイメージの根底にあるのかと思われます。
おそらく脱臼は痛いですし、外れた関節を元に戻すのもひどく痛みを伴うのかもしれません。(脱臼した経験がないので、推測で、すみません)
整体の先生は「骨盤ズレてますね~」「相当からだがゆがんでますね~」と言うことが多いです。
ズレやゆがみを直すというイメージが、脱臼を直すというイメージに重なっているのかもしれません。


2 腰の痛み自体がひどいので、ちょっとしたことをやられても痛い状態だから、何をやられても痛い(25%)

急性の腰痛(いわゆるぎっくり腰)などは、少し触れても痛い人もいますし、からだの体位を変える動作だけでも痛い人はたくさんいます。
そんな人たちに、慢性の腰痛と同じ整体をしたら、施術そのものを痛いと感じてしまうかもしれません。
そういう人たちは何をやられても、たとえ痛くない施術でも痛いものは痛いのです。


3 単に先生が下手(5%)

稀~にですけど、単に整体の先生が下手で、背骨をゴリゴリしちゃうところもあるようです。(※もしかしたらそういう施術法かもしれませんが…)
骨をゴリゴリやられれば、誰でも痛いのです!
また、
患者さんの力が抜けていない状態で 強引に矯正すれば、筋や筋肉を痛め、それによる痛みを伴うかもしれません。


以上が今のところの推察ですが、あなたはどう思われますか?

もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない

「もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない」

非常にわかりづらい表現ですが、うまく言い表せないので、とりあえず暫定的な言い回しです。※わたしの造語ですので、正式なものではありません。

例を挙げたほうがわかりやすいと思われます。

よく(誇大)広告などで

これでガンが治る!!

みたいなのってありますよね?

整体でも

肩こり・腰痛治ります!!

みたいなものです。

もし「これ」でガンが治るならば、それはもうノーベル賞ものですから、まずは新聞やテレビのニュースで取り上げられます。
まちがっても(?)テレビの情報番組や新聞広告、またはネット上などで細々と騒がれることはないでしょう。

本当に「これ」でガンが治るならば、すぐさま医療機関で取り入れるでしょうから、それは当たり前の医療行為となってしまいます。
そのため目を引くような話題性というものは、あっという間に消え去ってしまうと思われます。
例えばペニシリンや天然痘ワクチンの種痘の発見のように。


これで天然痘が治る!!

と、今、誰も騒がないのは、「天然痘は種痘で予防できる」ということが世間知となっているから騒がないのです。
まぁ、当たり前といえば当たり前の話です。


つまり、もし「これ」でガンが治るならば、もうそれは世間知になっているので、信頼に足る情報にはなりえないのです。

その表現として

「もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない」

と、わたしが勝手に呼んでいるのですけど、もっとうまい表現はないものかと思案しております。
(少しパラドックス的な表現でもあり、おもしろくはありますが。)

パラドックスの例)「わたしはウソつきです」

※その人が正直に「わたしはウソつき」と言っているならば、その人は正直に言っているので、「ウソつき」ではなくなってしまいます。また、ウソをついているのならば、「ウソつき」がウソということになり、正直になってしまいます。


※※まぁ、もっとも「これで治ります」はほとんどなく「これで治りました」という表記がほとんどでしょうね。


> ガンやアトピーが治る? 民間療法の“精度”をはかるモノサシ

2012年5月27日日曜日

ヘルニアの7割は半年後に治る

昨日のテレビ( これで健康お悩み解消 セカンドオピニオン!! 治療法は1つではない  、興味深く拝見しました。



やはり椎間板ヘルニアの最新事情には、目が釘付けになりました。

お二方ともに整形外科のドクターなので、手術方法や処置の仕方が若干異なっていただけで、「矛と盾」のような対立にはならないのでしょうね。


なかでも特筆すべきは、おふたりとも「自然治癒」に重きをおいている点でしょう。

自然に治癒しない、ならば→外科手術、というスタンスでした。

なんでもかんでも手術というわけではないのですね、まぁ、当たり前といえば当たり前なのでしょうが。



なぜ自然治癒に重きを置くか?


番組中でもいわれていましたが

ヘルニアの7割は半年後に治る

という前提があるからです。


つまり、「椎間板ヘルニアが原因で引き起こされているであろう腰痛の7割は、半年後には自然に治癒する」というのが整形外科の先生、つまり医学的な見解なのです。


ですから、半年以上、腰の痛みや足のしびれなどがある場合は、整形外科的処置が必要である可能性が高くなります。

みなさまは、これを目安にするとよいでしょう。

「整体マッサージ師募集 コリ・と~る」の求人広告を見て思ったこと

少し内輪的な話になりますが、整体師さんやマッサージ師さんの働き方が変わりつつあるようです。


かつては、従業員として給料制(もしくは固定給+歩合)がほとんどでした。
しかし、最近は「業務委託」という就労形態が、ちらほらでてきました。


業務委託とは、AというものがBに対して、「C」という業務を委託して、その業務にたいしてAがBに報酬を与える、という形のものです。

従業員として働いている方は、それって普通に働くのとなにが違うの??とメガンテ(目が点)になるでしょう。

まず、Bは従業員ではないので、AがBの社会保障費(健康保険や厚生年金)を負担する必要はありません。
(※小さな事業所では、もともと社会保障費を負担していないところもあります)

まぁ、わたしたちはほとんどが自営業者ですので、社会保障費にかんしては自己負担はやむをえないところでしょう。


問題は就労形態や勤務時間です。

本来、業務委託ならば案件(建設や設計・事業など)を委託されるので、その案件が1時間で終わろうと3日かかろうと、その案件にたいする報酬は同じです。
では、整体やマッサージは?

う~ん、どうなのでしょう?
時間制でなく、ひとつのコースとして考えれば、おそらく可でしょう。

しかし、業務委託で勤務時間は何時~何時、土・日は勤務などと時間を縛ることは、これはアウトですね。


ですからこちら( りらく )さんは、求人通りならばよいのですが、(※現在は若干内容が違っています)


店舗営業時間
営業時間内での自由申告制
自分で選んだ時間・曜日の範囲であれば自由に出勤・退勤できる体制です。
(店舗の営業上支障が出ないように報告は必要。詳細はお尋ね下さい)

2ちゃんねるが真実だとすると法的にはアウトだと思われます。

【60分2980円】関西・りらく【スタッフ監視中】(※リンク切れ)


業務委託であれば、自分の好きな時間に来ても、帰っても構わないのです。
全員が日曜日は休む、といってもそれは構わない就労形態なのです。

勤務時間を自分で決められず、委託業務以外の仕事をさせられる場合は、拘束時間内は最低賃金を払わないといけないでしょう。


身近な太田市内でも求人が出ていました。 (有)コリ・と~る さんの求人です。


気になる方は直接お問い合わせください。

2012年5月26日土曜日

『甘い物は脳に悪い』  笠井奈津子 「肩こり、腰痛も食事で治る」(P168)



P168に 肩こり、腰痛も食事で治る という項がありましたので、別ブログにて取り上げたいと思います。


「ご存知のように、肩こりや腰痛は、血行不良が原因で起こります。筋肉が縮こまることによって血行が悪くなり、そのまま放っておくと肩や腰がこり固まって痛みが出てくるわけです。」
~血行不良も肩こりや腰痛の一因としてあげられるでしょう。
しかし、血行不良=(イコール)肩こり・腰痛とは限らないのが、肩こりや腰痛の解消を難しくしているところです。
おそらく  因果関係と相関関係  がごちゃまぜになってますね。
もしくは作為的に相関関係を因果関係と錯誤させています。


「現代人の肩こりや腰痛の原因は、ほとんどがデスクワークに起因しています。」
~たしかに現代人の多くはデスクワークがメインの仕事になっています。

しかし、そうでない人でも肩こりや腰痛に悩んでいる人はたくさんいます。
また、デスクワークなどなかった昔から、日本にはあんまなどの職業があり、肩こりや腰痛を解消していました。

肩こりや腰痛の主たる要因は、人間の二足歩行にある、というのが医学上の見解かと思われます。(※聞き覚え)


「肩こりや腰痛を治すための栄養素としては、ストレス抵抗力を増すためのビタミンCがまず必要です。ビタミンCが不足すれば、ストレスに抗う力が失われ、筋肉はより小さなストレスを受けるだけで縮こまってしまうようになるからです。」
~ということは、肩こりや腰痛の原因は“
ストレス”ともいえなくもないようです。それについてはこちらで取り上げました。 
→ 腰痛の新常識


「実際、肩こりや腰痛の症状を自覚する人も、ひどくこる日と、ぜんぜんこらない日と、日によってこり方が違うのではないかと思います。おそらく、それはストレス抵抗力のある日とない日の違いだと考えられます。…ビタミンCと肩こり・腰痛との関係に心当たりがあるようですし、私の個人的な経験でも、ビタミンCが十分足りている日にはそんなにこりません。一方で、それが不足気味の日は自覚症状が出るほど、こるときがあります。」
~自分は肩こりも腰痛もないのでわかりませんが、みなさまはどんな感じですか?ビタミン足りてない~って日は、いつもよりこったりしてますか?
一方で、それが不足気味の日は自覚症状が出るほど、こるときがあります”って栄養士さんでも、必須栄養素を不足させちゃうことがあるんですね。
ということはビタミン不足を防げれば、肩こりや腰痛に悩まされることはない、というわけですね。
※あくまで個人差があるので、この方の場合であって、みなさまはどうだかわかりません。


「ビタミンCが肩こりに効くという説、あまり人口に膾炙していません。」
~あぁなるほど、この方の説だったわけですか。
「ストレス抵抗力が増せば自ずと筋肉の疲れ方が違ってくるのは道理です。肩や腰がこる人は、まずたくさんの果物や野菜からビタミンCをとることが一番ではないかと思います。」

ビタミンCにプラスして、とるべき栄養素が他にいくつかありますが、それはご自身でご確認ください。

NHK あさいち ぎっくり腰 2

NHK あさいち ぎっくり腰 の続きです。


次は慢性腰痛に関してのレポートでした。

今までの常識として、腰痛の原因の1つに椎間板ヘルニアが頻繁に挙げられていました。 
腰部の椎間板が神経を圧迫し、そのため痛みやしびれが生じている、というのが常識というか、前提でした。

それを覆す実験をあさいちでは行っていて、とても興味深かったです。
その実験というのは

10人くらいの人に集まってもらい、それぞれの職業を書いたプラカードを持って立ってもらいます。
20代~60代の男女ばらばらの構成で、職業もそれぞれ違います。

そしてその人たちの腰部をレントゲン撮影し、ヘルニアの状態を調べました。
すると、10人くらいの人のうち2人がはっきりとしたヘルニアで、残りの人たちもほとんどヘルニアになりかけの腰になっており、まったく異常がないのは1人だけでした。

やはり、原因はヘルニアだったのか?…と思わせておいて
→「実はここにお集まりのみなさまは、腰痛に困っている人たちではありません」というものでした。
なかなかやりますねNHK。

腰痛の番組なので、「出てくる人たちは腰痛持ちである」というバイアスを利用したうまい演出でした。
演出はともかく、これが事実ならば、少し困ったことになりはしませんか?
(※ヘルニア=腰痛とは限らない、ということは以前から少なからず言われていました。ですから、わたしとしては驚きの新事実という訳ではありません)

 巷で「ヘルニア治します」という看板を掲げている治療院・整体屋はどう反論するのでしょうか?
(※恥ずかしながら、自分も一時期そのような看板を出してました…)



今、腰痛における新常識は、「腰痛の8割はストレス」ということです。


痛みを感じるのは、腰ではなく頭、つまり脳です。
理学的には(腰に)異常がなくても、脳がストレスにさらされていると痛みをかんじるといわれています。

脳がストレスにさらされていると、脳の側坐核という部位の働きが悪くなります。
側坐核の働きが悪いと、痛みを抑制するオピオイドという鎮痛物質が出にくくなってしまうようです。

ストレスからくる腰痛(腰痛の80%)のためには、ストレス解消が何よりの治療になります。
好きなことをしたり、美味しいものを食べたり、楽しい会話をしたり…。
マッサージや整体なども気持ちよいものであれば、効果はあると思われます。

また、特殊かもしれませんが抗鬱薬も腰痛に効果があるとありました。
もちろん、少量ですし、医師の正しい診断が前提となります。

腰痛=ヘルニアでは必ずしもないですが、5%の確率でヘルニアからくる腰痛という結果になっていました。
症状に応じて手術をしなければいけないこともあるので、注意は必要です。



最新版!ぎっくり腰・慢性腰痛   http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/11/30/01.html

NHK あさいち ぎっくり腰

11月30日(2011)に『NHK あさいち』にて腰痛特集がありました。

まずはぎっくり腰

ぎっくり腰の 原因は、「腰の筋肉の異常緊張」という説明でした。

「 日頃の生活で腰への負担をかけているうちにダメージが蓄積、そこに、くしゃみなどによる、ちょっとした力が引き金となって、椎間板にヒビが入ったり、筋肉に肉離れのような状態が生じたりすると考えられています。その結果、腰のまわりの筋肉が異常に緊張し、背骨が引っ張られ、まっすぐの状態になったり、S字状に強く曲がるような状態になったりするのです。すると神経が刺激されて痛むうえ、緊張した筋肉が血行不良になってさらに痛みが増す、「魔の激痛スパイラル」を引き起こすと考えられます。

ふとした瞬間にギクッとなるのは、筋肉が異常に緊張してしまった結果ということです。

ぎっくり腰を防ぐには、くしゃみや歯磨きの際には手をつく、重いものを持ち上げるときには膝をつく、といったからだの一部をどこかにつけておくのが有効です。
また、腰に負担がかからないように、腰を曲げるのではなく、膝を曲げるようにすることも大切です。

腰痛の根本的な予防としては、軽い体操や散歩などがよいそうです。


NHK あさいち ぎっくり腰 2 へ

2012年5月25日金曜日

因果関係と相関関係

腰痛が起こると整形外科でレントゲンを撮り、腰椎の椎間板ヘルニアが見つかることはままあります。
そのため、今までは、腰痛の主な原因としてヘルニアが挙げられていました。

つまり


腰痛→レントゲン撮影→多くの人がヘルニア状態。

ゆえに、ヘルニアが腰痛の原因という図式が常識とされてきました。
要するに、ヘルニアと腰痛には因果関係があるとされていました。


しかし、ヘルニアの手術をしても、症状が変わらない患者さんもいます。

それはなぜか?

なぜなら、ヘルニアが腰痛の原因とは限らないのです。
多くの実験や検証が重ねられ、ヘルニアと腰痛との因果関係が覆されました。

少し盲点なのですが、腰が痛い時に腰部のレントゲンを撮るのは当たり前です。しかし、
腰が痛くない人にレントゲンを撮ることは、まずしません。

そこで 
NHK あさいち ぎっくり腰2 のような実験をすると、ヘルニアの状態にもかかわらず、腰痛は出ていない、という人が少なからずいるということがわかりました。

ヘルニア=腰痛、という図式ではないというわけです。


つまり

ヘルニア≠腰痛

ということです。

要するに、ヘルニアと腰痛には因果関係はないということです。

ヘルニアが引き起こしている腰痛も、確実にあります。ですから、ヘルニアと腰痛に、まったく関係性がないとは言い切れません。


要するに、ヘルニアと腰痛には因果関係はないが、相関関係はあるというわけです。

お客さまの声

整体院やカイロプラクティック院のホームページを見ていると、よく“お客さまの声”みたいなコーナー(ページ)がありますよね。
みなさまはあれを見てどう思われますか?


個人的には自分のお客さまには頼めないなぁ~。
頼まれた方もイヤとはいえないだろうし、いざ頼まれても、もちろん悪いことは書けないわけだし…

一番多いのは、無料モニターとして、タダで施術を受けてもらって感想を書いてもらう、というもののようです。
感想を書く方としては、まぁ、一種のバイト感覚ですよね、
現物支給の
ということは、もちろん悪いことは書かない、書けないはずです。

そして、はっきりいって何を書いてよいのかわからない、というのが一般的な人の思いでしょう。

ただ「よかった」「気持ちよかった」だけでは、意味をなしません。
ということで、ある程度お店側が文章を用意して、「こんな感じで書いてください」というのでしょう。(あくまで推測です)


よ~く見ていると、なぜか文章が似ていたり、素人さんがまず使わないであろう専門用語が出ちゃたり…そんな“お客さまの声”が多いのは気のせいでしょうか??

スーパーにある“
お客さまの声”みたいに、「レジ打ちの○○の態度、さいてー」みたいな自己主張の強い(?)投稿でもあれば、おもしろいのですが。あっ、お客さまの声っておもしろさを求めるコーナーではないのか?
でも、わたしはスーパーにある“お客さまの声”けっこう好きですよ。



 > お客さまの声 2

2012年5月24日木曜日

健康と健康促進法に絶対はない

「○○はからだによい!!」「○○で、病気が治った」とよく見かけます。

多くの場合その人(発案者や感想を述べている人たち)に効果があったという意見であり、それが万人に対して必ずしも効果があるかといえば、なんとも言えないのが本当のところでしょう。



まず第一に効果をきちんと検証していないと思われます。

多くの場合、隅に小さく「これは個人の感想です」と出ていますね。

そして、なにより人間って本当に個人差があるんですよね。
からだの大きい、小さいという差異があるように、からだの内部、内臓にも個人差(差異)はあるのです。


酒は“
百薬の長”といわれています。
しかし、まったくアルコールを飲めない・受けつけない人には、お酒は毒以外の何物でもありません。
また、からだによいとされている玄米ですが、(わたしも玄米食を実践しています)消化の際負担がかかるので、胃腸の悪い人にはあまり勧められません。

お酒(わたしも大好き)にしても玄米にしても、元のからだが健康で、少しくらいからだに負担をかけても大丈夫な人だから受けつけられるという要素があるのかもしれません。
つまり元々健康な人だからこそ、何を食べても飲んでも、そのまま健康を保っているだけ、という現象なのかもしれません。

それに加えて、当然そこには「これを食べれば(飲めば)健康になれる」という 
プラシーボ(プラセボ)効果 もあるでしょうし。

ただいつの世も「過ぎたるは及ばざるがごとし」であります。


高度経済成長以前の日本は明らかに摂取カロリー不足でした。

つまり、栄養の足らなすぎ、ですから栄養の補給がなによりも健康対策でした。

ひるがえって今日の日本は、明らかに摂取カロリー過剰です。

ですから、栄養(というよりもカロリー)の摂取制限が健康対策になっているのです。

健康対策としては、多すぎるものは少なく、少なすぎるものは多くする、という基本的なバランスを個人の生活に照らして考えるべきですね。

『あの「健康法」のウソ・ホント』 森田豊




ダイエット法や健康法と紹介されブームになったもの、また、まだ続いているものを、
森田豊氏が医師としての立場からわかりやすく概説しています。

今となっては懐かしい「にがり」や「爪もみ」、ブームの途上にある「耳つぼ押しダイエット」や「骨盤矯正ダイエット」などにも及んでいて、とてもおもしろく読めました。

医師だからといって100%言うことが正しいという訳ではありません。
しかし、素人考えに振り回される前に、(民間療法のほとんどの人は医師免許を持っていないと思われます)初めにこのような方の意見に耳を傾けるべきでしょう。



「情報が氾濫している現代において、正しい情報か、間違った情報か、どちらともいえないものなのかを検証していくことは、単に知識を整理してもらう意味だけでなく、正しく健康に導き、無駄な時間やお金を浪費することにもつながると考えます」(P3)

~基本的にこのスタンスを心がけることは大切ですよね。

「土踏まずには、内臓の重要なツボが集中していることは確かです」(P13)
~「ツボは確かにある」と言ってしまうのは医学的にはどうなのでしょう?

「よい睡眠を得るには、寝る直前に多少温度を上げてから、布団に入ってひんやりと温度を下げる、この温度差が大切なのです」(P14)

「新潟大学医学部…教授安保徹氏…」(P48)
~ただ名前が出てきただけで、森田氏が安保氏と関わりがあるわけではありません。なにかと話題(?)豊富な安保徹教授です。興味のある方は検索してみてください。

「納豆には、酵素であるナットウキナーゼという血栓を溶かす作用のある成分が入っていて、血液をサラサラにして…」(P50)
「爪が赤い場合は、血液がドロドロしている状態で…」(P101)

~血液のサラサラ・ドロドロは、医学的にはどうなのでしょう?トンデモ
の類だと記憶していたのですが…

「骨盤矯正ダイエットの有効性については、科学的にきちんと検証をして効果を認めた論文に乏しいのが現状です。」(P55)
~民間療法一般にいえることですが、“
科学的にきちんと検証をして効果を認めた論文”は皆無でしょう。(都合のよい)データはたくさんあります。
また、民間療法側からすれば、「無効性を認める論文がないということは無効でないということ。すなわち有効であることの証明である」というような悪魔の証明的なスタンスも見受けられます。

「急なダイエットをすると、体は今までよりも栄養が不足である状態に慣れてしまい、その少ないエネルギーで身体を保つようになります」(P65)

「つぼ押し自体が、全身の基礎代謝を上げるほどまでの効果があるとは考えにくいのです」(P69)

「風邪で熱が出たら身体を温めて直す?」(P81)
(※直すは原文ママ)
~風邪を引いたらなるべくからだを温めて(熱いくらいにして)、わざと熱を出して治していましたわたしです…
いや~、それって完全に間違いになったようですね。
『家庭の医学』でも、時代とともに「熱出し」→「体力温存+体を冷やして、脱水症状を防ぐ」に変わっていったようです。

「全米頭痛財団は「二日酔いの頭痛を解消する最も効果的な方法は、はちみつを摂ることである」とする研究報告を発表してます。」(P94)
全米頭痛財団、っていうのがあるんですね、へぇ~

「ストレスが溜まると、コルチゾールというホルモンが増加します。このホルモンは、体の危険を察知して脂肪を積極的に蓄えようとします。身体の中で脂肪の燃焼が減り、そのために太るというのが医学的な根拠です」(P158)

「食事により満腹感を感じるのは、胃がいっぱいになったという物理的刺激が伝わるのに加えて、栄養分の吸収による血糖値の上昇が脳の視床下部にある満腹中枢を刺激するためです」(P180)



最後に、著者が有効だと認めているダイエット法は…

それは実際に本を購入してからご確認ください。

2012年5月23日水曜日

『甘い物は脳に悪い』  笠井奈津子


甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書)

  栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストである笠井奈津子氏の著書。

仕事や勉強などで頭が疲れた時、「これは脳に栄養が足りてないのだ!」とばかりに、お菓子やチョコなどの甘い物を食べたりしてませんか?
それはダメですよ~。甘い物は脳に悪いのですよ~」というのが、この本の趣旨です。



甘い物を食べた直後は、やけにテンションが高くなったり、気分が爽快になったりするけれど、しばらくするとだるくなったり、テンションが下がったりしませんか?その理由は


「甘い物を食べることにより、体内では急激に血糖値が上がります。それで一時的に疲れがとれた気分になり、頭もすっきりしたと勘違いしてしまうのです。」(P4)
~なるほど、そういうことだったのですね、ふむふむ。


「問題は、そのあとです。」(P4)
~なに!?


「急に血糖値が上がると身体にとって負担になるので、血糖値を抑えるために膵臓が大量のインスリンを分泌します。膵臓としては、急に血糖値が上がったので…(中略)…通常よりも多くのインスリンを分泌します。したがって、血糖値は急激に下がることになります。その結果、甘い物を食べる前よりも、血糖値が下がってしまい、集中力が続かなくなるばかりか、よけいに疲れを感じ、けだるくなってしまうのです」
(P4)

「では、仕事で疲れて、気分転換したいときは何を食べればいいのか。その答えはズバリ、…」(P5)

~あまり書きすぎてもあれなので、ズバリの後は、みなさまがご自身でご確認ください。



甘い物を食べた後にからだがだるくなる仕組みと、だるくなるのだから甘い物はよくない。

それならば何を食べればよいのか?
ということが“はじめに”でほとんど説明されています。
典型的なタイトル買いの本のようです。


「みなさんは、「飽食の時代」という言葉を聞いたことがありますか?この言葉が流行したのは1984年のことで、食料が社会に飽和していることを表現したものでした。」(P18)
~ちょうど小学校の高学年くらいですね。この頃、田舎の方にもコンビニやファストフードがちらほら出現し始めましたね。

「「チャージ」とか「ストレス緩和」といったキャッチフレーズに乗せられて、本当に必要なものを入れるべき胃袋に、あまり必要のないものを入れてしまいます。」(P20)
~なかなか手厳しい…

「寝覚めが悪いとか、疲労感が抜けないとか、集中力がつづかないといった、現代人に特有の半健康状態の原因のひとつは飽食にあるのではないかともいえそうです。」(P21)

「飽食の時代がくるまで、カロリーのない食品の存在など考えられないものでした」(P22)

「私たちの多くは、なぜか低カロリーの食品なら食生活に悪い影響を与えないかのように捉えてしまうわけですが…」(P23)
~というよりも、低カロリー=よいもの、と思いたいのでしょう。

「いくら低カロリーでも、それを摂取すると、ノンカロリー、低カロリーにするために加えた食品添加物によって、酵素の働きが阻害されてしまいます。それによって身体が疲弊することで代謝が落ち、太りやすくなってしまうのです。」(P23)
~カロリーを低くする分、その代償を払っていて、それを考えると割が合わないよ、ということでしょう。

「とくに、良質のたんぱく質は、代謝を上げ、筋肉を落とさないためにも、ダイエットをするうえで欠かせない食材です。」(P49)

「一次、バナナダイエットがはやりましたが、実践して痩せた女性のケースを見たことがありません。なぜならば、もともとヘルシー志向でお肉をあまり食べない女性が、その内の一食を果物だけで済ませたら、ますます太りやすい身体をつくっているようなものだからです。」(P50)

「血糖値を急激に上昇させる毎日を積み重ねていると、糖尿病になりやすくなります。血糖値を抑えるために膵臓はインスリンを分泌しますが、膵臓を酷使することによってインスリンが徐々に不足するようになり、やがて血糖値を抑えることができなくなるからです。」(P68)

「私は、食べることは闘うことだと思います。その意味で、朝食を十分にとらなくなった現代人は、闘うことを忘れた人々だといわなくてはならないでしょう。」(P73)
~なんとも手厳しい…

「セロトニンは、食物からしかとれない必須アミノ酸のトリプトファンによってつくられています。このトリプトファンがとれていないために、結果的にセロトニンが不足し、意欲も気力も萎えて、うつ状態に陥っているクライアントがいます。」(P80)

「たんぱく質をきちんと体内に吸収させるためには、加工品ではない良質のたんぱく質をとることです。」(P81)

「ストレス対策には生のビタミンCを!」(P89)

疲れたりストレスがたまったときに、甘い物を食べるのはNG!」(P91)

「塩分は、交感神経を優位にするので、一時的に気分が高揚します。また、前述したように、甘い物は血糖値の上昇をもたらすため、やはり一時的に爽快な気分になります。身体がその効果を知っているせいで、多くの人がストレスを感じると、何となくしょっぱい物や甘い物を口に入れてしまいます。」(P91)

「頭が重い、何となくぼやっとする、あるいは頭痛がする、そんなときはまず鉄分不足を疑ってかかることです。」(P99)

「世のたいてのご主人は、奥様の手料理にあれこれ注文をつけることができず、むしろ独身男性のほうが食事のバランスを整えやすいという現実があるように思います。」(P101)
~そうなの??

朝食は多く、夕食は少なくとるのが理想」(P104)

「太るか痩せるかというのは、摂取するカロリーと消費するカロリーの引き算の問題だけではありません。摂取するカロリーが同じでも、夕食で多く摂取する人は、カロリーを体内にため込みます。」(P105)

「1年に二度三度と風邪をひくとすれば、それは栄養のとり方に問題があるということです。」(P110)

「嘆かわしいことに、薬やサプリメントにはまだ反応するのに、食生活の因果関係を疑う反射神経をさっぱり失っているわけです。」(P111)

~お嘆きの気持ちは、十分わかります。

「肝臓の大敵は、暴飲暴食です。肝臓はたんぱく質でできていますから、その健康を保つには、肝細胞の再生のために必要な栄養素、つまり良質なたんぱく質をとらなくてはいけません。」(P117)

「目の疲れは、そろそろ身体が限界にきていることのシグナルと捉えることができます。」(P156)


「それは、タウリン、亜鉛、そしてムチンです。」(P177)
~タウリン、亜鉛、ムチンをとると効果があるものは?ちょっとムフフな効果です。



二重盲検法(ダブルブラインドテスト)

新薬が開発され、それが有効かどうかを調べるには、どうしたらよいでしょうか?

一番単純なのは、それが効くかどうかを調べるためにその病気の人(治療者)に摂取してもらう方法です。

ただ、「この薬は新薬で、○○に効果があります」という治験では プラシーボ効果  を排除できません。
そのため複数の治療者群と同様の症状はあるけれど治療を受けない対照群とにグループ化します。

そのグループ構成はランダムに選ばれ、構成人数は多ければ多い方がよいです。
そして、重要なのはプラシーボ効果を防ぐために、治療群も対照群も自分たちが治験していることがわからない状態にすること、つまり目隠し(ブラインド)状態にすることです。
患者さんが自分が治験者なのか、そうでないのかわからないことで、薬そのものの有効性が検証できます。

それと同時に検証をする医師側にも目隠しをする必要があります。
実験をする医師が、その薬が本物か偽物かを知っている場合、しぐさや態度、声の調子などに影響を与え、知らず知らずのうちに、患者側に本物か偽物か気づかれる恐れがあるからです。
(例えばそれを本物と思いたい者が実験を行えば、本物であるはずだという バイアス  もかかっています)
そのため医師の側(実験者)にも目隠し(ブラインド)をする必要があるのです。


実験者も被験者も、それが本物か偽物かがわからない状態で行う検証を、二重盲検法(ダブルブラインドテスト)といい、今のところ最も優れた検証法とされています。


参照 『代替医療のトリック』

2012年5月22日火曜日

保険適用のまとめ

鍼・灸・あんま指圧マッサージは、保険がききます。ただし保険適用になるのは以下のものだけです。

1. 神経痛
2. リウマチ
3. 頸腕症候群
4. 五十肩
5. 腰痛症
6. 頚椎捻挫後遺症
※ 関節の痛み(変形性膝関節症など)
ただし保険で治療を受けるには、医師の同意書が必要となります。
参照 NPO全国鍼灸マッサージ協会 保険が適用されます


また、接骨院の場合は、以下の通りです。

1. 打撲
2. 捻挫
3. 挫傷
4. 骨折
5. 脱臼

急性か亜急性の打撲・捻挫・挫傷のみ医師の同意書なしでも保険を請求できます。
長期で通う場合は医師の同意書が必要となるようです。
参照 ウィキペディア 柔道整復師 


整体やカイロプラクティックは、有資格者による治療行為ではないので、保険はききません。

また、マッサージ治療院や接骨院でも、上記以外のものには保険はききません。

つまり接骨院などで整体やカイロを保険で受けられることはありません

保険がきくようであれば、もしかしたら保険の不正請求の可能性があります。
また、慢性の腰痛や肩こりでも、保険が使えるようなら、それもまた保険の不正請求の可能性があります。
これらは、今日の医療費の増大にもつながっている、由々しき問題です。不正な治療院に利用されないよう、みなさまもご注意ください。


FC展開しているクイックマッサージ店に行きたくない理由

整体やクイックマッサージのお店はたくさんありますが、その中で圧倒的に入りやすいのはショッピングセンターの中にテナントとして入っているお店ではないでしょうか?
入りやすさは抜群ですが、その“腕”は?というと…あまりよい評判は聞かれません。(あくまで個人的な意見です)

まぁ、自分も ベルタウン でやっていたので、あまり偉そうなことは言えないのですが、「スタッフの技術は、それなりにしかならない、なりようがない」というのが実感であり、反省すべき点でした(汗)

※以下、見苦しい言い訳です…すみません(;^_^A


1 まず研修(練習)期間が圧倒的に短い、というのがあげられます。
雇う方は、1日でも早く現場にデビューしてもらわなければ、研修費用ばかりかさみます。スタッフさんも研修中は給与が薄給でしょう。
というわけで、一通り施術のマニュアルを覚えたら、残りは現場で磨いてもらうということになります。
(※弁解するようですが、技術にはこれで完璧という段階はありません。ですから、ある程度は見切り発車せざるをえません…)


2 2番目は、現場に出てから半年~1年経つと上手い人は独立するか、もっと待遇のよいところに移ってしまう、ということです。
ショッピングセンターの営業時間は長いです。本当に長いです。それは肉体的にも、精神的にも負担になります。しかも思ったよりも薄給なのが、財布にも響きます…


3 3番目は、「やっぱりこの仕事合わないな」って感じで辞めてしまう人が多いです。まぁ、これはどの職業にも当てはまるかと思いますが。


上記のような傾向になると、本部としても“技術”ではなく“接客”や“接遇”を重視しがちなマニュアルを採用することになります。
テクニックを教えるのは本当に難しいですし、時間がかかるものなのです。


整体の学校を出ているからといって、施術がうまいとは限らないのです。調理師免許を持っているからといって、料理がうまいわけではない、というのと一緒ですね。
その点、接客マニュアルならば、「これ、読んでおいて」という具合で済ませることも可能です。

でも、そんなのでお店がやっていけるのか?と思われるかもしれません。

お客さまの中には、お店に求めるのは、「とにかく腕が良い人!」と主張される方はいます。ただ残念ながら少数派です。

現実は、少々腕は良くなくても、接客がやわらかい女性スタッフというのが、お客さまの需要があるのです。
「ウデはあんまりうまくなかったけど、かわいい女の子だったから、まあ、いいか。また、来ようかなぁ?」という需要(?)が少なからずあるのです。

まぁ、やっている方(女の子)は「お客さまの健康のために」とやっているのでしょうが、オーナーとしては効率よくお金が入ってくればいいわけです。(もちろん、個人的な意見ですよ)


もちろん“腕”を求めてやってくるお客さまも同じくらいいらっしゃいますので、女の子ばかりの「さすっている」ようなお店だと、「物足りない」とならざるをえないのです。


この辺がお店側とお客さん側の不一致であり、ジレンマでもありますね。

求人広告に、こんなのがありました。

http://megalodon.jp/2011-1211-1459-51/www.job-j.net/gunma/job/478655

某有名店のセラピスト・整体師の求人です。いたって普通のものです。

働く・働かせる側(求人広告)の視点から、お客さまがその店を見ると景色が違って見えると思われます。


★現場スタッフより★
同じグループ内の国家資格を持った先生に教えてもらえる研修制度があります!勉強しながら現場で経験が積めます。

上記は求人広告に載っていた記事です。
「勉強しながら現場で経験が積めます」って、お客さまは練習台ってことですか??


まぁ、チェーン店のリラクゼーションサロンの現場サイドは、こんな感じのところが多いのではないでしょうか。

“ドリル”なのか?“穴”なのか?

ネット上でさかんに指摘されていることで、お客さまからはほとんど指摘されないことがあります。

それは「整体師は無資格だから云々…」という伝です。
(※整体師は無資格、ではなく整体に資格は不要)

主に柔道整復師とあんまマッサージ指圧師の国家資格持ちの先生の意見だと思われます。

国家資格の有り無しで、優劣云々を語るつもりはありません。
ただ、お客さまが求めているのは、癒しであり、安らぎであり、痛みの解消であり、緩和である、ということです。


例えて言うならば、お客さまが求めているのは、“ドリル”ではなく “穴”なのです。

施術者がいくら国家資格持ちでも、お客さまの要望に応えられなければ、他の者が代わりに応えざるをえません。
お客さまにとっては、施術者に資格があろうが、なかろうが、そのことは二の次なのです。


国家資格持ちの先生は、いささか 国家資格という“ドリル”を誇示しすぎなのではないでしょうか?

お客さまは要望に応えてくれれば、施術者が国資持ちかどうかは関係ないのです。

お客さまは、施術者の“資格”を求めているのではく、施術の“結果”を求めているのですから。


参照 考える葬儀屋さんのブログ

2012年5月21日月曜日

バイアス

社会調査で、回答に偏りを生じさせる要因となるもの。質問文の用語や質問の態度などについていう。
先入観。偏見。 

ヤフー辞書 『バイアス【bias】』  

推理小説などでよく使われるテクニックですね。

この人が犯人と思わせておいて、真犯人は意外にもあの人だった!?という類のものを「バイアスをかける」といいます。
また、初めに大きな数字を出しておいて、本来ならば小さくない数字も小さく思わせるテクニックなどもそうです。
例)家を購入する際、テレビや冷蔵庫などもついでに買ってしまったり、車の付属品などを勧められるままに購入してしまうことなど。


人間は無意識に数字に反応してしまう性質があり、例えば…
「10」というカードと「100」というカードを用意します。

ある質問に答える前に、どちらかのカードを選んでもらいます。

質問は例えば、「アフリカの国で国連に参加している国の数は?」といったよく考えても知らなければ分からない問題がいいです。
「10」のカードを選んだ人は、より10に近い数字をあげ、「100」のカードを選んだ人はより100に近い数を答えるそうです。とてもおもしろい現象ですよね。


また、バイアスを悪用したものに「振り込め詐欺」がありますね、詐欺はバイアスをうまく(?)利用した行為だと考えられます。


ちなみに、アフリカ諸国の国連加盟数は南スーダンが入った現在、54です。

2012年5月20日日曜日

整体院と整骨院(接骨院)の違い 2

整骨院(接骨院)は、国家資格である柔道整復師が行う施術所です。
詳しくは → 間違っていますよ【接骨院】シリーズのメモ

※整骨院と接骨院の施術内容は同じ(はず)ですが、なぜ名前が違うのかはわかりません。
※※「美容院」と「美容室」の違いみたいなもの、という説も。


整骨院(接骨院)では

1. 打撲   2  捻挫   3. 挫傷   4. 骨折   5. 脱臼

の治療を行い、保険が適用されます。

それ以外のいわゆる“腰痛”や“肩こり”には保険はききませんので、あらかじめご注意ください。
※もしも、“腰痛”や“肩こり”でも保険がきくようなら、あなたの保険が悪用されている場合も考えられます。
その場合は消費者センターなどしかるべき機関に相談した方がよいでしょう。

整骨院で「整体」も行われることが多いです。
しかし、もともと柔道整復師は上の5つ(打撲・捻挫・挫傷・骨折・脱臼)を勉強した人たちです。
ですから、柔道整復師が国家資格だからといって、「整体」にかんしては、整体師との優劣はつきません。
※もちろん、本人の勉強と努力におうところが大きいわけです。


整体院は、前述した整体師がひらいている施術所です。
整体院は、「無資格」なので、柔道整復師の5つ(打撲・捻挫・挫傷・骨折・脱臼)の治療、および、マッサージはできません。

肩こりの「解消」や、腰痛の「改善」、骨盤のゆがみの調整…などが、主な施術内容です。

2012年5月19日土曜日

マッサージとマッサージ原理主義者

現在の「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」において、あん摩マッサージ指圧師免許もしくは医師免許(共に国家資格)がなければ日本においてマッサージを業として行うことはできない、とされている。

法律での定義はされて無いが、無資格者マッサージ施術で「エーワン」(経営者は、あん摩マッサージ指圧師の有資格者)を摘発するにあたり、厚生労働省はマッサージの定義を「体重をかけ、対象者が痛みを感じる強さで行う行為」と回答している。



マッサージは、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」に合格したあん摩マッサージ指圧師(と医師)がおこなうことができる手技療法です。


民間資格の整体師やセラピスト、国家資格でも柔道整復師は「マッサージ」をおこなうことは、違法です。
ただし、なにをもって「マッサージ」とするかは、定義があいまいなので、民間リラクゼーションサロンなどは、グレーゾーンで営業している状態です。
(※詳しくは、 マッサージの定義

「治療院」や「マッサージ」と看板や広告に記されている場合、そこはマッサージの有資格者のお店です。
ただし、有資格者は院長や代表のみで、他のスタッフは無資格というケースは多々あります。
複数人のスタッフで「マッサージ店」を標榜しているところに通われている方がいらっしゃいましたら、今度お尋ねになられたらよいかと思われます。


マッサージ治療とはいうものの、保険適用できる項目は限られております。

マッサージを健康保険を使って受けられるのは「その病名に関わらず一律に筋麻痺と関節拘縮であり、医療上必要と医師が認めたもの」に限られています。癒し(目的)では、肩こり・腰痛・疲労等でも、健康保険を使って受けることはできません。


●腰痛症
●神経痛 
●五十肩 
●膝関節症 
●頸腕症候群 
●むち打ち症の後遺症 
●その他慢性的に痛みを感じる疾患

上記の病状が保険の適用となります。
※ただし、こちらは「鍼灸」においての保険適用のようです…。保険治療系のマッサージ師の多くは、鍼灸の資格も持っている人が多く、「マッサージ」だけでの保険の適用の例はあまりないようです。


マッサージ師は治療行為はできますが、勝手に診断することはできません。そのため、医師による診断書(同意書)が、あらかじめ必要です。

このため多くのマッサージは、保険のきかない料金設定になっているかと思われます。

腕や対応の良し悪しは、それぞれ個々人のマッサージ師に負うところが大きいです。
個人的には「ただ、なでているだけ…」という声がマッサージに対しての、お客さまの感想のような気がします。


世間には、(国家)資格を金科玉条のごとく掲げている方は少なくありません。
それは、この施術業界もしかりです。

なかでも特の多いのが「マッサージ原理主義者」です。

これは、簡単に言うと、

マッサージはマッサージ資格者しか行うことはできない、なぜなら、法律でそうなっているから

という原理原則を、現状を無視して押し通している人たちです。

もちろん、現状をかんがみて、柔軟に対応すればいいではないか?という有国家資格者の方もいます。(※本音を正せば、このような主義の方は少数派なのでしょうが…)

2012年5月18日金曜日

“お客さまは神様”か??

「お客さまは神様です」と言われたり、それに反論するように、「いやいや、お客を神様扱いしてはいけない」 と言われたりもします。
まぁ、実のところ、“お客さまが神様”かどうかはわからないのでしょうが…。



昨日読んだ『もっと「脳にいいこと」だけをやりなさい!確実に自分を変えていく法』(マーシー・シャイモフ著)の中に、

「…人はみんな、内側に神さまがいる…」という挿話がありました。(P181)

人にはみな内側に神様がいるのだから、人としてではなく、神様として人と接しなさい 、という教えです。

このことをヒントにすれば、“お客さまが神様”ではなく、すべての人が神様なので、“お客さまも神様”ということになります。

“お客さまは神様”というとき、“お客さまは神様”なのだから、お客さまの理不尽な態度や不躾な注文にも「ハイハイ」と応えましょう、というようなニュアンスがあるような気がしていました。
だから、反論として「いやいや、お客を神様扱いしてはいけない」 とも言われているのだと思います。

しかし、“お客さまは神様”という本当の意味は、仮に理不尽な態度であっても、不躾な注文であっても、それはお客さまの中の神様があなた(接客者)に課題や試練を与えている、ということなのかもしれませんよ、ということを示唆しているのです。

神様があなたの接客レベルや人間性、及び精神の向上をはかるために、あえてそのように試練を与えているのです。
そう考えれば、ちょっと苦手なタイプのお客さまでも前向きに対応できるようになるでしょう。


お客さまが来なくて閑→神様があなたに何かを言おうとしている。
それは今までの接客態度であったり、勤務への姿勢であったり、仕事への取り組みであったり、そのような何かに落ち度があり、反省すべきときだと暗に示しているのかもしれません。(自戒を込めて…)

お客さまの態度が横柄→お客さまは、もっと高いレベルの接客を求めているのかもしれません。
もしくは、プライベートで嫌なことがあって、ついキツく当たっているだけかもしれません。
そのようなお客さまの心のことばをあなたがわかるように、神様があなたにレベルアップを求めているのかもしれません。


精神論やスピリチュアルなものは、決して鵜呑みしてはいけません。
しかし、人間は心(感情)の生き物です。
ですから、心や感情の勉強も、とても大切ですね。

神様がいるかどうかはわかりません。
しかし、「神様などいない」とバッサリ斬り捨てる唯物的な人間よりも、神様がいると思える人間の方が魅力的な気がしませんか?

整体と整体師

整体は、骨格や関節のゆがみやズレを直す施術で、手をつかった施術が中心です。

これが整体、という定義はなく、施術者が整体といえばそれは整体になるし、カイロプラクティックといえばカイロプラクティックになります。
字のごとく「からだ」を「整える」施術は、すべて「整体」と定義することができます。

なぜこのように曖昧な定義になるかというと、「整体」を職業とする場合、資格がいらないからです。(日本においては、カイロプラクティックも同様)

つまり、「整体師」は資格なしで、誰でもなれるものなのです。

自己流で、整体を習っても、学校やセミナーで資格をとっても、「整体師」です。
ですから、整体師がこれは「整体」と言えば、どんなものでも「整体」となります。
※学校やセミナーは民間資格なので、「資格」というより「認定証」といった感じでしょうか。

このような整体事情ですから、腕や対応の良し悪しはピンからキリまでです。
また、今日のかんばしくない経済事情により、回数券や 物販の押し売り 、また、「整体に通わないと、ヒドイことになるよ…」といった恐喝じみた行為をとる整体院もございますので、十分にご注意ください。

関連ページ   カイロプラクティックの概念
         整体の源流 1 ~備忘録

先天性ネガティブ・バイアス

頭の中で物事の印象がつくられるときに、ポジティブな情報よりネガティブな情報のほうが重視されやすいこと

人間の脳は、主に生存にかかわる問題を解決するために使われるので、世界は怖いものだと思いこみがちである

ポール・ピアソール   『心臓の暗号』
マーシー・シャイモフ   『確実に自分を変えていく法』


ポリオワクチンの問題が、最近取りざたされております。
生ワクチンが起こすマヒの確率は数十万分の1程度といわれていて、確率としては無視してよい程度に低いものということです。
しかし、数十万分の1で自分の子どもがマヒになる、と考えれば…親としては確率云々の話ではなくなるのでしょうね。

耳つぼダイエット

今ではだいぶ少なくなってきました耳つぼダイエット。
果たしてその効果は?


週に2回で3ヶ月、目標はマイナス10キロ が相場といったところでしょうか。

1回の施術が3000円として、月に24000円。
その分、食費が削られれば、確実に痩せられます。


摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなれば確実に痩せます。 これは小学生でもわかる引き算ですね。

痩せるには、基礎代謝を上げることが一番です。
そうすれば寝ている間も、筋肉がエネルギーを消費してくれますので、脂肪として余分なものをため込みづらくなります。

腹筋や背筋、お尻や太ももの筋肉は大きい筋肉なので、その分エネルギーを消費してくれます。
適度な運動と、なるべく動くということを心がけるとよいかと思われます。

2012年5月17日木曜日

O脚(X脚)

日本人の6割~7割はO脚といわれています。
ということはむしろO脚が普通の状態といえなくもないのかもしれません。

通常歯列矯正には何年かかるでしょうか?
2年~5年くらいでしょうか?
その間ワイヤーで固定して、その期間かかるわけです。


O脚の矯正は?
週に2回、1年くらいが目安でしょうか?
手技プラスちょっとした機械で矯正できるかどうか、信じるか信じないかはあなた次第ですね。

内転筋(脚の内側の筋肉)を鍛えれば、少しはO脚が解消されます。
他力本願の前に、まずは自力本願をお薦めします。

O脚(X脚) 2

2012年5月16日水曜日

きっかけは自分自身の腰痛だった

『腰痛は99%完治する』  酒井慎太郎 の続きです。 


こちらの先生のメインの施術法は、【関節包内矯正】という治療法です。
簡単にいうと、

仙腸関節がズレてロックした状態を解除すること

です。
まぁ、そんなに特別なことをしているわけではない(というと語弊はありますが)、0から作り上げたオリジナルの治療法というわけではなさそうです。


「わたしが以前勤めていた腰痛専門病院は、従来の腰痛治療の在り方に疑問を感じている医師のたまり場のようなところで、そのなかには、いちはやく仙腸関節に目をつけて治療に取り入れていらっしゃる先生もいました。私は、その先生に、急性腰痛、いわゆる『ぎっくり腰』を治してもらったのです。
 私はその治療法の威力を身をもって知り、驚嘆するとともに「そうだ、これだ!」と思いました。」
(P41)
~『これで○○は治る!』系の先生は、ほんとうにこのパターンが多いです。

つまり、 「自分はこれで治った。だから、みんなも治るはずだよ!治らない場合は、きっと、他に(もしかしたらあなたに)原因があるんだよ、だって僕は治ったんだから!!」という論理パターンです。
因果関係と相関関係を、まるきり考慮に入れてません。


さかいクリニックは、今でも、予約が取れないほどの混みようです。
テニスボールを使った【関節包内矯正】でも、効果はあると喧伝しています。
こちらのクリニックで施術を受けたいけど、現実的には難しいという方は、試しにやられてみてはいかがでしょうか。

※詳しくは、本の中に書かれてます。
腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい!


> きっかけは自分自身の腰痛だった 2

北区から始まる腰痛革命

『腰痛は99%完治する』  酒井慎太郎 の続きです。


さかいクリニックグループ は、開業以来、1日平均150人の患者さんが来院し、のべ80万人の患者さんを診ているそうです。(※2009年冬現在)

「当院を訪れた患者さんの9割以上の方が長年の痛みから解放されています。」(P8)
~あれっ?99%完治するのでは??
まぁ、でも9割でも、すごいことですよ、これは。

平均施術回数が4回くらい(P82)なので、実数ですと20万人くらいですかね?
20万人×9割=18万人の方が腰痛から解放されているってことです。


腰痛は、4人に1人が持っているといわれている症状です。
ちなみに、さかいクリニックは、東京の北区王子にあります。

北区の人口は約32万人(※東京都北区)。そのうちの4分の1の人が腰痛に困っていたとしたら、ざっと8万人。

さかいクリニックの患者さんの半分が北区の人ならば、北区の人は、腰痛から解放されている計算になります。
これは腰痛革命ですよ!北区からの腰痛革命!!

ところで、北区のみなさま、その実態はいかがなものなのでしょう?
(※関連記事 もしそれがそうであるならば、もうそれはそうではない


※関節包内運動(矯正法)の動画がありましたのです、メモ的に





> 北区から始まる腰痛革命 2