2013年6月5日水曜日

間違っていますよ【接骨院】シリーズのメモ

ヤフー知恵袋の中に、知恵ノートというものがあり、その中で、なかなか有益な「整骨院・接骨院」情報がありましたので、拾っておきます。


素人が見た!接骨院、整体院の見方。 1
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n168469


誤字脱字がひどいのは、ご本人も自覚されているようなので、まぁ、よしとしますが、それにしても読みづらいです…。
でも、編集機能がない「ヤフー知恵ノート」の方が、不親切でおかしいですねf^_^;)

このような専門分野の暴露系の話は、ただでさえ一般の人には難しく、馴染みのない言葉や用語が出てきて、嫌になるものなのです。

それに加えて、誤字脱字があると、余計に頭を働かせなくてはいけなくなるので、読んでいて非常に疲れるのです。

この際ですから、別のブログなり、ホームページなりに、清書してまとめ直したらいかがでしょうか?

整骨院をやり玉にあげているのですが、整体に関しては

>整体に至っては、なにもいえことはない(原文ママ)

では、説得力もなにもありません…。

言っていることや理念は正しいのでしょう。ですから、たかが誤字脱字で説得力を逓減させるのは、もったいないですよね。

以下、ためになる内容をメモしておきます。
※誤字脱字と思われる箇所は加筆訂正しております。


>柔道整復師とは、柔道整復師法に規定されている柔道整復術を用いて急性、亜急性の原因がハッキリしている骨折や脱臼の様な怪我を緊急処置を除いて医師の同意の元に施術するもので、他に捻挫や打撲等の施術を行います。この施術は「療養費」という保険を使って施術出来ます。
この療養費は病院で使用する健康保険と異なり、利用者に代わって接骨院、整骨院側が申請する代理申請なので、支払い側からすると利用者が直接申請しといるのと同じですから、代理を依頼する時は内容をしっかり確認してからでないと間違った申請によるトラブルが起こることがあります。


つまり、接骨院で保険がきくというのは、「医療費」ではなく、「療養費」という区分のもののようです。


>接骨院の正式名称は「柔道整復師施術所」と言うそうです。


へ~、それは知らなかったですね。


>ある接骨院は本来使えない保険を使ってお年寄り相手にワンコインマッサージをしている。ある接骨院は整形外科へ行ってもレントゲン撮って湿布を貰ってハイ終わりと医療を歪めた発言迄する。

リンク同上

この方(たち)は、何を目的にこの知恵ノートを書かれているのでしょうか?
もちろん、整骨院(接骨院)の保険の不正請求を、広く一般に知らしめるというのは意義があるでしょう。
ただ、それだけでは、「わたし(たち)はこんな被害に遭いました。けしからん業界です。みなさん、利用しないでください」と言っている自己満足のウェブ報告にすぎないと思うのです。
ですから、それにプラスして、自らも告発してこそ、ほんとうの正義なのではないでしょうか?

法律違反をしている 柔道整復師施術所 があるなら、どんどん告発していきましょうよ。


>柔道整復師の仕事は、急性(亜急性)の怪我(骨折、脱臼、捻挫、打撲)の施術で、その原因がハッキリしているものだけです。
ですから慢性の肩こりや腰痛は、業務外。国も正式に認めていません。



>柔道整復師が保険請求ができるのは

1)病気の直後から、せいぜい数日位内
2)検査が出来ないのでハッキリ原因が分かっている
3)骨折、脱臼(緊急を除いて要医師の同意)、捻挫、打撲

のすべての条件があって請求ができます。



ここは大切なところですね。
ですから、本来「整骨院・接骨院」の看板を掲げてできることは、非常に限られているということなのです。


>マッサージを「ほぐす」と言おうが誰が見てもマッサージです。マッサージの定義が曖昧な事を整体と共に悪用しているだけではありませんか?


一見、正しいことを言っているようですが、論理的に破綻しているんですよね。
これが「マッサージ」の難しさです。


「マッサージの定義が曖昧」と言っておきながら、「誰が見てもマッサージ」というのは不可能です。
だって、誰もマッサージを定義できないのに、目の前の行動をどうして「マッサージ」と言えるでしょうか?(いや、言えまい)

まぁ、心情的にはわかりますけどね。
論理的な話ということです。


>この業界の人も「整形外科に行ってもレントゲン撮って、湿布を貼ってハイ終わり」とよく言います。
医療機関は病気の状態で必要以上の事はしない事を逆に悪用している言葉で、業界の焦りの証拠で、こんな事を言う店は避けた方が良いですね。


でも、これって難しいところなんですよね。
ようは、医者側が患者さんのニーズに応えられていない、ということの証ですから。
もちろん、言っていることは真理であり、正しくもあると思いますよ。
しかし、困っている人が求めているのは、「真理」や「正しさ」ではないですからね。