2013年7月10日水曜日

国家資格の取得

「私は30代後半の男性です。

国家資格であるあん摩マッサージ指圧師の取得を考えています。

あん摩マッサージ指圧師の需要は、高齢化に伴い増えると思っているのですが、需要は増えるでしょうか?

最初はどこかに勤務し腕を磨き、将来は訪問マッサージを考えていますが、訪問マッサージは軌道にのれば、年収500万円くらいは稼げるようになるのでしょうか?

一般的に何歳くらいまで働くことができるのでしょうか?」

という質問がヤフー知恵袋にあったので、勝手に答えたいと思います。
※嫌なことがあったので、最近、本家の方では、質問をスルーしていますf^_^;


まず、これほど 脱法マッサージ が、世の中に跋扈しているのに、わざわざ国家資格を取る必要があるのか?という疑問が自然に浮かびます。

必要性からいうと、どうでしょう?
まぁ、資格はあるにこしたことはない、という程度ではないのでしょうか?
資格があれば仕事がある わけではありません。

こちらの方の場合は、訪問マッサージをやりたいとのことなので、きちんとした保険の効くマッサージを行いたいのであれば、もちろん必要です。

また、最近多いのが、リハビリ系の訪問マッサージですね。

※ちょっと不勉強の分野なので、詳しくは知りません。
参照→ 訪問鍼灸・訪問マッサージ ドットコム治療院

上のリンク先の治療院さんのような訪問リハビリマッサージを行いたいのであれば、これは国家資格が必要になります。

リハビリ系のマッサージは、今後も増えるでしょうね。ただ、それで年収〇〇万円というのは、一概には、何とも言えないと思います。

どの業界・業種もそうですが、儲かっている人もいれば、そうでない人もいます。
とくにこの業界は、儲け度外視でやっている人が多いので、はじめから年収〇〇円じゃないと…と思っている人に、この分野はどうなのでしょう?
まぁ、そういう人が、良い仕組みを作ったりもするので、なんとも言えませんけどね(;^_^A


必要性から言うと、必要でしょうけど、国家資格が収入に対して釣り合うかというと、けっこう厳しいかもしれません。

マッサージの国家資格を取るまで、学校やら何やらで、おそよ300~500万円はかかるといわれています。
ですから、こちらの方もそれに見合う年収として500万円とあげているのかと思います。

さて、それがペイできるかどうか?
これは、なんともその人次第ということでしょうね。

国家資格取得の壁があまりにも高すぎる…そんな事情も“脱法マッサージ”が、巷にあふれている理由の1つでしょうね。


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