2013年10月8日火曜日

『スマホ症候群』 木津直昭



毒にも薬にもならないと言っちゃあ、言いすぎでしょうが(;^_^A
まぁ、なんと申しましょうか、「最近はスマホが主流になってきたので、とりあえず「スマホ」のタイトルで、1冊お願いします!」と編集者さんがもちこんだような企画内容の本です。

もちろん、タイトルの「スマホ」の部分が「携帯電話」でも「パソコン」でも、「タブレット」でもいける内容です。

スマホ症候群にならないようにするにはどうしたらよいか?
答えは、超シンプルですが、それだと身も蓋もないので、なんとか中身のあるようにふくらませている感じですね。

アルコール依存症のために、まず必要なことは、アルコールを断つことです。
何かによって、弊害が現れているのならば、その大元を断たなければ意味がありません。

ですから、スマホによって現れている弊害を断つのならば、スマホを止めればいいだけのことです。
「でもなぁ~もう生活の必需品だからな~」という人がいらしゃるので、このような本にも需要があるのでしょうね。

こちらの先生は、カイロプラクティックの先生で、何かと「筋・筋膜の癒着」を問題視されています。
おそらく自分のところのカイロプラクティック院にて、「筋・筋膜の癒着」をはがしているテクニックを行っているのでしょう。
(※筋・筋膜リリース





【筋肉は、同じ姿勢を10分間続けていると血行が悪くなり、酸素濃度が低下してくると言われています。これは筋肉を動かすことで回復するので、同じ姿勢を取り続けないことが重要です。】(P86)

本書の一部だけを取り出して、あげつらうのはなんですけど(いつもやってること?f^_^;)…
それじゃ、寝られなくないですか?

「わたしは寝ている時も10分ごとに寝返りをうっているので大丈夫です!」

ということなのでしょうか…。

もちろん、長時間同じ姿勢でいることは身体にとってよくはないでしょう。
でも、それを10分というのはいくらなんでも…マグロじゃないんだから(;^_^A


スマホは1日に2時間まで!

と、子どもの時のゲームのように、毎日のルールを作れば、“スマホ症候群”は、かなり改善されると思います。