2013年11月22日金曜日

帝京大女子柔道部 無免許ではり治療

谷亮子さんや松本薫選手ら柔道の五輪金メダリストを輩出した帝京大女子柔道部(東京都八王子市)の矢嶋明監督(54)が部員に対し、無免許ではり治療を行ったとして、9月に監督を解任されていたことが20日、分かった。

無免許でのはり治療は法律で禁止されており、帝京大は、10月上旬に全日本柔道連盟(全柔連)に経緯を報告した。

帝京大などによると、矢嶋氏は女子部員(当時)に対し、はり師の免許を持っていないにもかかわらず、はりで治療を施した。

矢嶋氏は大学の調査に事実関係を認めたため、大学は9月13日付で解任した。矢嶋氏は全柔連に対しても、「間違いない」と話しているという。

現在のところ、治療を受けた選手の健康被害は報告されていない。

(2013年11月21日07時27分  読売新聞)

帝京大女子柔道部監督が無免許はり治療…解任 より


矢嶋明監督は、柔道部の監督さんで、帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科の准教授でもあるので、おそらく「柔道整復師」の国家資格は持っていたかのと想像されます。

わたしが通っていた某カイロプラクティック学院の学長先生のお話しですと、空手とか柔道とかの怪我の多い武道系の部活では、けっこう師範や顧問の先生が、自分たちで「鍼」を打っていたりとか、いなかったりとかの話です。
もちろん、何十年も昔の話で、今の話ではありませんが。

大学での部活…この辺は、微妙なところですね(;^_^A
自分などは身内の了承があれば、はり治療などは構わないのではと思ってしまいます。

はりだって、資格をもっているから上手い、とは限りません。

いくら有資格者だからといって、下手な人は下手でしょうし、練習をつんで上手くなっている無資格者もいると思います。

もちろん、それをお金をとって、つまり生業にするにはよくないことで、はっきりと違法行為でしょう。

でも、身内もわかっていて、健康被害が出るどころか、治療効果があるのなら…法律的には、アウトでしょうが、心情的にはどうでもいいようか気がします。

もっとも、監督としての権威を笠に着て、無理やり行っていたという可能性もなきにしもあらずなので、やはり、資格のある人が治療を行うに越したことはなさそうですねf^_^;