2013年11月30日土曜日

「カイロ」「金属の器具」「ゴリゴリと押す」

【WHO国際基準のカイロ整体院店で、金属の棒状(スプーンのようなもの)の器具の先端で肩などをゴリゴリと押されたのですが、激痛だった上に青アザができてしまいました。

通常このような治療はやるのでしょうか?】

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13117201673


>通常このような治療はやるのでしょうか?

やらないでしょうね(;^_^A
と、一言で終わらせてしまうのもなんなので、ちょっと無理やり話を広げてみたいと思います。
どうでもよい内容なので、お時間のない方は、スル―していただいてもけっこうですm(__)m

「カイロ」「金属の器具」「ゴリゴリと押す」
これから思い浮かぶのは、 グラストンテクニック ですね。
※ただし、こちらの方が「グラストンテクニック」と明言されているわけではないので、仮定の話としてお読みください




こちらの動画ですと、けっこう“ゴリゴリ”やっていて、「青アザ」ができるのも「通常」の反応のようですね。


>通常このような治療はやるのでしょうか?

における「通常」は、何を指して「通常」と言っているのかが問題になります。

このテクニックにおいて、青アザができるのは、おそらく通常だと思われます。
しかし、カイロプラクティックにおいて、青アザのできる治療法(テクニック)が通常かと言えば、それはむしろ、異常とは言いませんが、通常の対極にあるくらい普通のことではないと思います。

同じように器具を使ったカイロプラクティックのテクニックに アクティベータ・テクニック というものがありますが、こちらは見た目は注射器のようですが、アザなどはできません。




日本での治療法・施術法において、青アザができる療法が通常かと言えば、それもまた通常の対極にあるでしょう。
これはまた、日本におけるカイロプラクティックにおいても、同様かと思われます。

さらにいえば、日本におけるカイロプラクティックは医療系の国家資格ではないので、「人体に害を及ぼさないかぎりにおいて行えるサービス業」です。

青アザ=傷害行為 と考えれば、これは治療法どころか犯罪行為です。


というわけで、日本における療法という意味においては、このような青アザのできるような傷害行為は、通常どころか違法行為に近いものかと考えられます。

ですから、このグラストンテクニックにおいては、「通常」かもしれませんが、日本での一般論的施術法に照らしてみると「通常ではない」と言わざるを得ないと思います。