2014年1月16日木曜日

“関連痛”としての腰痛

「腰や背中が痛い」と言って、マッサージや鍼灸院や整形外科に通う中高年は多い。確かにその多くは筋肉や関節の異常だが、背中や腰の痛みの中には内臓の病気が隠れていることがある。

あなたは大丈夫?

「筋肉や関節などに関連する痛みは体を動かしたときに生じ、痛みのポイント(圧痛点)がはっきりしています。しかし、内臓の痛みの多くはどんな体勢や処置でも変わらない。特に心当たりもなく、いつもと違った腰痛や背部痛があったときは早めに内科で診てもらうことです」

こう言うのは腎臓病の専門医で、「松尾内科クリニック」(東京・桜新町)の松尾孝俊院長だ。

なぜ、背中や腰の痛みが内臓の病気と関係するのか?

「そもそも肩や腰などの痛みと内臓の痛みはどちらも脊髄を通って脳へ伝えられます。このとき、脳が筋肉と内臓の痛みを取り違えることで、内臓の痛みを肩や腰の痛みに感じてしまうのです。これを『関連痛』といい、肩や腰の痛みは内臓の病気の重要サインになるのです」



>内臓の痛みの多くはどんな体勢や処置でも変わらない

器質性の腰痛(※筋肉や関節などから来る腰痛)の場合、痛みの発生部位に変化はありません。
日によって痛み箇所にバラつきがある場合は、上記のような内臓系の疾患や ストレス を疑ってみるのも、腰痛を完治させる1つの診断になります。

まぁ、内臓系の腰痛はほとんどみられませんけどね(;^_^A
と言ってしまったら語弊があるかな…。