2014年2月3日月曜日

あん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅうは国家資格を持つ人から受けましょう

≪あん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅうは国家資格を持つ人から受けましょう≫と題されたお知らせが、群馬県の広報に載っていました。
以下全文転記

【医師以外の人が、あん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅうを業として行うためには、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」の免許を取得しなければなりません。

無資格者が、これらの行為を業として行うことは、提供するサービスの名称にかかわらず違法です。

健康被害の発生を防ぐため、あん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅうを利用する場合は、国家資格を持つ人の施術を受けるよう注意してください。

群馬県県庁医務課 】

ぐんま広報(平成26年2月2日発行)より


>無資格者が、これらの行為を業として行うことは、提供するサービスの名称にかかわらず違法です。

この文言はけっこう踏み込んでいる気がします。

>提供するサービスの名称にかかわらず

ただ、それではこれは何を意味しているかというと具体的な“名称”を挙げていないので、はっきりとしたことはわかりません。

これがもっと突っ込んで「整体」「カイロプラクティック」「ボディケア」「リフレ」「タイマッサージ」などというように、具体名を挙げないかぎり有名無実なお知らせと判断せざるをえません。

と言っても、本当に判断できるのは、あちらさまですけど…。


>健康被害の発生を防ぐため

とありますが、無資格者の施術により健康被害が出て、国家資格者の施術では出ていないというならば、これは理解できます。
しかし、何度も書いている通り、無資格だろうと有資格だろうと、健康被害は出ているのです。
※参照 マッサージ店で「けが人」続出? 産経新聞

まぁ、心情的にはわからないではないですが、情報はきちんと伝えるのが公正だと思います。


県の広報で、このようなお知らせは見たことがありません。もしかしたら、本格的に無資格施術を取り締まり始める予兆かもしれませんね。
でも、この記事を読んだ人のうち、どれくらいの人が記事の内容を理解できるのでしょうか?(;^_^A