2014年2月10日月曜日

業務上の疾病 ダントツは腰痛

厚労省は12月24日、平成24年の業務上疾病者数は全産業で7743人と発表した。産業別にみると、製造業の1479人が最も多く、次いで運輸交通業の912人が続く。

運輸業の業務上疾病発生状況を疾病別にみると、負傷に起因する疾病が768人。うち、腰痛の670人が一番多く、重激業務の21人が疾病分類の上位となった。運輸業の疾病者数は平成23年の922人と比べると減少傾向にある。



腰痛は器質性のものだけでなく、心理的なものに起因するというのが、昨今の最新の腰痛認識です。

しかし、こうやって統計をみると、やはり多く腰に負担がかかっている業種が腰痛を引き起こしていると見ることができます。

厚労省のきちんとしたデータなので、逆に“なんとなく痛い”程度の腰痛ははじかれているのかもしれません。