【今度初給料が入るので、両親にマッサージのギフト券をプレゼントしようと思います。
近くの駅に評判のいいマッサージのところがあるのですが、そこに行けばギフト券は買えますか?
やっぱり普通はありませんか?】
※リンク先省略
ありそうで意外にないのが、マッサージのギフト券です。
法的な問題はないのですが、いまいち広がっている感じはありません。
実際に取り扱うにしても、それほど難しくもないと思うのですが、何か理由でもあるのでしょうか。
と言うものの、わたしの店でもマッサージギフト券のようなものは取り扱わなかったですね。
理由は
1 思ったほど需要がない
たまに、上の方のように、どなたかにマッサージをプレゼントをしたいというお客さまがいらしゃったのですが、月に1人いるかどうかでした。
そうなると、年に10人くらい10年で100人という単純計算です。
もちろん、店舗の規模やグループなどで、月に何十枚もギフト券が出るかもしれません。
しかし、わたしの場合は、あまりに少なすぎる需要のため、本格的に導入するにいたりませんでした。
2 偽造の可能性
可能性は低いでしょうが、ギフト券は一種の金券になるので、管理・運用は厳重になされなければいけません。
月に何十枚、何百枚とギフト券が出ると、それを偽造する人が出てこないとも限りません。
それを考えると、きちんとした偽造防止対策をしなくてはならず、何万枚と出回るギフト券ならいざしらず、中途半端な数では費用対効果として難しいと思います。
結局のところ、出るにしても出ないにしても、その数が管理するのに中途半端な需要のため、「マッサージのギフト券」というのが、世の中に出回っていないのかと思います。
3 均一性が保てない
追記すれば、ギフト券に対しては同一のサービスがなされるべきです。
しかし、マッサージの場合は、行う人によって差が出てしまいます。そのあたりも、マッサージギフト券が難しい理由でしょう。
4 現金主義
加えるならば、施術業ーとくに脱法マッサージ業界ーは現金主義の業界です。
ギフト券などは、売掛など会計上の処理が面倒なので、ちょっと導入しづらいのかもしれません。
あれ、でも、回数券は好きな業界なんだけどなぁ。