2014年3月1日土曜日

マッサージのギフト券

【今度初給料が入るので、両親にマッサージのギフト券をプレゼントしようと思います。

近くの駅に評判のいいマッサージのところがあるのですが、そこに行けばギフト券は買えますか?

やっぱり普通はありませんか?】

※リンク先省略

ありそうで意外にないのが、マッサージのギフト券です。
法的な問題はないのですが、いまいち広がっている感じはありません。

実際に取り扱うにしても、それほど難しくもないと思うのですが、何か理由でもあるのでしょうか。

と言うものの、わたしの店でもマッサージギフト券のようなものは取り扱わなかったですね。

理由は

1 思ったほど需要がない

たまに、上の方のように、どなたかにマッサージをプレゼントをしたいというお客さまがいらしゃったのですが、月に1人いるかどうかでした。
そうなると、年に10人くらい10年で100人という単純計算です。

もちろん、店舗の規模やグループなどで、月に何十枚もギフト券が出るかもしれません。
しかし、わたしの場合は、あまりに少なすぎる需要のため、本格的に導入するにいたりませんでした。


2 偽造の可能性

可能性は低いでしょうが、ギフト券は一種の金券になるので、管理・運用は厳重になされなければいけません。
月に何十枚、何百枚とギフト券が出ると、それを偽造する人が出てこないとも限りません。

それを考えると、きちんとした偽造防止対策をしなくてはならず、何万枚と出回るギフト券ならいざしらず、中途半端な数では費用対効果として難しいと思います。


結局のところ、出るにしても出ないにしても、その数が管理するのに中途半端な需要のため、「マッサージのギフト券」というのが、世の中に出回っていないのかと思います。


3 均一性が保てない

追記すれば、ギフト券に対しては同一のサービスがなされるべきです。
しかし、マッサージの場合は、行う人によって差が出てしまいます。そのあたりも、マッサージギフト券が難しい理由でしょう。


4 現金主義

加えるならば、施術業ーとくに脱法マッサージ業界ーは現金主義の業界です。
ギフト券などは、売掛など会計上の処理が面倒なので、ちょっと導入しづらいのかもしれません。
あれ、でも、回数券は好きな業界なんだけどなぁ。