中国の一部地域では、アムールトラや哺乳動物のセンザンコウなどを食べると「腰痛や関節炎が治る」「パワーが得られる」などと信じられており、希少動物が漢方薬の材料や中華料理の珍味として違法に取引される事件が後を絶たない。
ちなみにセンザンコウっていうのは、アルマジロのようなこんな動物です。
センザンコウが腰痛に効くかといえば、その効果はプラシーボ効果の域を出ることはないでしょう。
※参照 バイアグラとサイの角
「まったく、中国人は何でも食べるのだから…」とあきれた人は、ちょっと待ってください!
あなたが健康のためと食べているもの、それって本当に効果がありますか??
例えば、「コラーゲン」。
どの医者もコラーゲンの経口摂取は、コラーゲンの生成において意味を成さない、と明言しているのに、いまだにテレビなどでは「コラーゲンたっぷりでプリプリ♡!お肌にもよさそう」などという情報を垂れ流しています。
また、ヒアルロン酸やグルコサミンなども、なんだか似たようなもんだと個人的には考えております。
※とにかく経口摂取でそれほど効果が得られるはずがない
ただし、プラシーボ効果に関して言えば、これは否定出来ない、厄介ではあるが優れた?ものです…。