2014年5月25日日曜日

儲かる整体院のつくり方 9

マッサージのアルバイトをはじめまて1ヶ月になります。
15時間の研修を終えて7人目の接客でのトラブルです。

この日、最終のお客様は常連さんだったので、私だけ残り他のスタッフは帰宅していました。

マッサージが終わり、お会計をお願いすると、「下手すぎて払いたくない」と言われました。
1人だったので、社長に電話をしてそのまま伝えました。

お客様の名前を伝えると「代金は頂かなくていい」と言われたので、頂きませんでした。深くお詫びをしてお客様には帰って頂きました。

お客様が帰った後に社長が来てくれて、お客様がお店の隣のビルの社長さんと知りました。

お客様への怒りとかは全くないのですが、マッサージは90分だったので、できたら途中で「下手だからやめてくれ」と言って欲しかったです。

そうしてもらえれば、お客様の貴重な時間も無駄にする事にならなかったかもしれません。
本当に申し訳けない気持ちでいっぱいです。

この店は国家資格のいるようなマッサージではなく、最近多いリラクゼーション的なマッサージ店だったので軽い気持ちで働いていました。



これって難しい問題ですねf^_^;
ただタイトル通り「儲ける」ためには、お金はいただかないといけません。

だいたいやり始めてすぐにその施術者がうまいかどうかなんてわかります。
ですから、始めてすぐ(5分くらい)に、「もういいよ」とキャンセルをされたら、もちろん料金はいただけません。

でも、時間の途中でしたら、その時間分はいただくべきで、フルでやっておいて下手だからお金を払いたくないというのは、これは単におかしな話です。

飲食店で、さんざん飲み食いした挙句、「オタクの料理はまずかったから、料金は払いたくない」というのと同じです。この理屈が通ってしまったら、おかしいと思いませんか?いったい、どこの業界でそのようなことがまかり通るでしょうか?

「下手だったから料金は払わない」がまかり通ってしまうと、そのようなお客ばかりを呼び込みかねません。
だって、「あそこのマッサージ店はごねればタダになるよ」とかいう噂が立たないこともまないでしょうから。


そうは言うものの、この業界はおかしなもので、お客さんが施術者を育ててやっている感があるのも事実です。

「この前はうまくなかったけど、今回はまともになったね」という感じで、次回からはきちんとお金を払ってもらえて、しかも、常連さんになってくれる可能性は(微々たるものですがあります。

ただ、上記のケースは、店員さんのレベルで、店長が「代金は頂かなくていい」ということですので、「儲ける」ためには無理に料金をいただかない方がむしろいいかもしれません。

この場合、このスタッフのお客さんにはならなくても、お店自体のお客さんとして末永く通ってもらえる目算があり、マッサージ店の社長さんが

>「代金は頂かなくていい」

と言ってるのだと思います。

マッサージ店の社長としては、スタッフにお客さんがつくよりも店にお客さんがついてくれた方がいいでしょうからね。

また、うがった見方をすれば、このスタッフさんがどの程度の実力なのかを計るために、あえて常連の社長に偵察に行ってもらっているのかもしれません。


まぁ、でも、普通に考えれば

>15時間の研修を終えて

これでお金がとれるマッサージができるようになるとは思えないんですけどね(;^_^A


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