「以前整体をやったら、左右の足の長さが違うっていわれたんですけど、大丈夫でしょうか?…」
と不安そうに聞かれるお客さまって、男女を問わず、いまだにたくさんいらっしゃいます。
そんなお客さまに、わたしは一言
「気にしなくて大丈夫ですよ~」と簡単に言ってしまいます。
もちろん、そんな風に答えてしまうアホな(?)整体師はごく稀でしょう。だって、そんなことしたら、次の予約につながらないですもん。
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でも、ウソはつけない性質なので…(本当、他の整体師のみなさまの営業妨害のようなブログですみません)。
現実問題、小学校や中学校においてある骨格標本みたいに、きっちりと左右対称の人間なんて、(ほとんど)いないでしょう。
少なくとも、今まで一度もお目にかかったことはありません。
人間には利き腕・利き足があるので、どうしても左右非対称にならざるをえません。右と左をまったく同じように使うことは不可能です。
また、そもそも、最重要な臓器である心臓は1つしかありません。そのため肺などの臓器は左右非対称になっています。
それを考えれば、体というものは、全体的に左右非対称であるほうが自然とも言えます。しかし同時に、不自然な左右非対称性というものはあるのかもしれません。
つまり、論理的に考えれば、人間はみな左右が非対称であり、足の長さも左右違うということです。
ということは、整体とは無縁の人、ようするに肩こり・腰痛のない人も、左右の足の長さは違うと思われます。(※検証していないのでわかりませんが)
したがいまして、これは 因果関係と相関関係 の問題になります。
肩こり・腰痛がある人が左右の足の長さが違うからといって、それが肩こり・腰痛の原因になっているとは必ずしもいえないということです。
ですから、わたしは 「気にしなくて大丈夫ですよ~」と言っているのです。
それでは左右の足の長さはそろわないのでしょうか?
といえば、きちんとそろいます。
左右の足の長さがそろわないのに、こんなに堂々と整体で「足の長さそろえます!!」とは言えないですからね。
もちろん、そこにはカラクリがあるのです。
> 左右の足の長さはそろうのか?
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