『慢性疲労は首で治せる!』 松井孝嘉
慢性疲労は首で治せる! (角川oneテーマ21)
2009年初版発行。
東京大学医学部卒、松井病院理事長。
首の筋肉の異常が自律神経失調を起こすことを発見。「頸性神経筋症候群」という病気の名付け親。
お医者さまで、ここまで断言する人も珍しいですよね。
途中まで読んで、「なんだかな~」という感じになったので、ネットで調べながら、読み進めたので、かなりわたしにはバイアスがかかっていると思います。
ひとことでいえば
もしそれがそうならば、もうそれはそうではない
ということです。
この本の初版が2009年です。本を出版する数年前から、治療をされているようです。
なので、ざっくり見積もっても10年は、この治療を行っている計算になります。
はてさて、現状はどうでしょうか?
「慢性疲労は首で治」っているでしょうか??
「慢性疲労」や「慢性疲労症候群」、「うつ」といった、松井先生が治るとされている「頸性神経筋症候群」の症状が、少なくとも減少傾向にあれば、松井先生の理論通りということになります。
うがった読み方をすると、先生の病院を宣伝しているだけの気がしてしまいます…
で、でも、いろいろな用語の勉強にはなりますよ!